くらし情報『カプセルトイ市場動向調査 令和5年度(2023年)結果報告 製造元出荷ベースでの市場規模は約1,150億円』

2024年2月15日 09:30

カプセルトイ市場動向調査 令和5年度(2023年)結果報告 製造元出荷ベースでの市場規模は約1,150億円

ただ設置台数が増加したことに伴いカプセル自販機内に在庫として滞留している商品やベンダー会社の在庫となる商品が10%ほどあるとみられるため販売ベースでは1,000億円ほどではないかとみられる。
連日、メディアでもカプセルトイが話題に取り上げられ「カプセルトイブーム」が周知されることになり購買層も幼児から高齢者まで幅広く、それに応えるべく毎月500種類以上の新商品がリリースされている。商品単価は円安の影響や原材料費の高騰、主要製造国である中国の人件費の高まりなどを受け400円~500円の商品が増加、逆に100円商品はほぼ姿を消した。
外国人観光客が急激に増加し来日理由の上位に「サブカルチャー」があげられるようになり渋谷や原宿、京都などではカプセルトイを購入する外国人観光客が目立つ。日本は昔からミニチュア文化があり各地のお土産品もミニチュア品が多い。日本人の手先の器用さと住環境の狭さによりミニチュア文化が発達したと考えられるが外国人から見ると「ミニチュア=日本」のイメージの現代版がカプセルトイになっているのではないかと推測される。上記の状況も踏まえ2024年も引き続き業界規模の拡大が予想される。

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