くらし情報『春季特別展『古代ガラス―輝く意匠と技法』3月3日(日)より開催』

2024年2月29日 14:00

春季特別展『古代ガラス―輝く意匠と技法』3月3日(日)より開催

「ファラオ一族御用達」のガラス工房が宮殿内に存在し、王族でなければガラスを手にできません。そのかわりファラオであったツタンカーメンのお墓には、大量のガラス製品が納められていました。
続いて、水晶のように透明なガラスを尊ぶ時代がやってきます。2400年ほど前に、インドの西側からエジプトまでを支配したアケメネス朝ペルシア帝国の宮殿では、宴会に透明ガラスの器が使われたと想像されています。それらは金属同様に鋳造で作られていました。
そうしてガラス技法はウナギ登りに進化します。モザイクガラス、カットガラス、垂下による造形、そして古代ローマ時代直前に、とうとう今日に続く吹きガラス技法が発明されました。
展覧会にならぶガラスの輝きと共に、それらを生み出した職人たち、そして器を愛でた各文明の立役者たちに、思いを馳せて頂ければ幸いです。


■展覧会名:2024年春季特別展「古代ガラス―輝く意匠と技法」
■英語タイトル:Ancient Glass Brilliant Design, Stunning Technique
■会 期: 2024年3月3日(日)~6月9日(日)
■会 場: MIHO MUSEUM
〒529-1814 滋賀県甲賀市信楽町田代桃谷300
TEL.0748-82-3411 URL:https://www.miho.jp
■開館時間:午前10時~午後5時 【入館は午後4時まで】
■休 館 日: 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌平日)

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