2024年3月12日 10:30
地方で農業をやりたい若者が増加も、きつい肉体労働のイメージが 早起きも重労働も腰痛もない、低コストいちご栽培が評判
https://survey.gov-online.go.jp/h30/h30-shoku/
【理想のライフスタイルに合った新たないちご農業】
そんな中、初心者でも専業でなくても、手軽に始められるいちご栽培システム「土工いちご」が若者夫婦から支持されています。
富山県の長谷川さんは、三交代で子どもとすれ違いの会社員から農業に転職しました。土工いちごを使っての農作業は平日8時間とホワイトカラー並みの作業時間で、以前よりも家族との時間増えています。従来のいちご農業を採用したら、散水、農薬散布、農機具操作も全て2人で行う必要があったため、子どもとすれ違いのままだっただろうと語ります。
群馬県吾妻郡で同郡最大のいちご農家を目指す茂木さんは、もともと農業を予定していませんでした。親の介護のため2022年に東京での大手製造業会社を退社、故郷に戻ったとき廃業農家の多さに驚きました。廃業農家からその土地を引き取り、農業のいろはを教えてもらい、土工いちごを使った栽培を開始。省力化を可能にする土工いちごは、家族を東京に残して一人で生活基盤を作っている茂木さんの強い味方になっています。
【農業のきついイメージを払拭する新しいシステム】
土工いちごは、小規模ビニールハウスを使用した農業初心者でも簡単に、低コストでできるいちご栽培システムです。