くらし情報『チャン・チー監督×串田壮史監督とのコラボ対談が実現 「越境するアートハウス映画の“表現と視座”」を語る』

2024年3月7日 19:30

チャン・チー監督×串田壮史監督とのコラボ対談が実現 「越境するアートハウス映画の“表現と視座”」を語る

第41回モスクワ国際映画祭審査員特別賞(シルバー・ジョージ)と第18回イスタンブール国際インディペンデント映画祭批評家協会賞(メインコンペティション)を受賞。映像表現も高く評価され、第27回カメライメージ映画祭ではゴールデンフロッグ賞・撮影監督デビュー部門の2部門ノミネートを果たしている。
原題の「海洋動物(かいようどうぶつ)」が示すとおり、作中には海の生物をメタファーとした様々な演出が登場。いずれもチー監督自身が生まれ育った港町がモチーフとなっているが、それらの海の生き物たちが作中において何を意図しているのかを類推しながら楽しむことができるのも、本作の魅力の一つとなっている。また、キャスティングも本作のセールスポイントのひとつで、主演の妻を探す男を演じたチュー・ホンギャンは本業が機械技師という変わり種。その妻を演じたシューアン・リンは妻役以外にも2役を演じ、そのファム・ファタール的な存在感が新鮮な魅力に満ちている。

■映画『海街奇譚』チャン・チー監督×串田壮史監督:特別座談会

チャン・チー監督×串田壮史監督とのコラボ対談が実現 「越境するアートハウス映画の“表現と視座”」を語る

『海街奇譚』劇中場面より

「越境するアートハウス映画の“表現と視座”」
串田:映画『海街奇譚』を面白いと感じたのは、まず、主人公が俳優業という設定です。

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