くらし情報『東京の奈良まほろば館(新橋)で、JR東海「いざいざ奈良」タイアップイベントや法隆寺麈尾模造完成記念展を実施』

2024年3月26日 17:00

東京の奈良まほろば館(新橋)で、JR東海「いざいざ奈良」タイアップイベントや法隆寺麈尾模造完成記念展を実施

聖徳太子はお経の講義をする際に「麈尾(しゅび)」という仏具を持っていたと考えられています。
現在も法隆寺には、その麈尾を持った姿の聖徳太子の彫刻が伝わっています。また、その麈尾という仏具は7世紀より法隆寺に伝わり、現在は東京国立博物館・法隆寺献納宝物館に木部分のみが現存しています。その麈尾は大鹿の尾を形象したものと考えられており、当初、軸の周りに獣毛がめぐらされていたと伝えられています。現在残るその麈尾の当初の姿を復元したものは、大正10年(1921)に木内半古によって造られたもののみでした。
この度、令和の麈尾として唐木に漆塗りを施した木部へ鹿と猪の獣毛をめぐらせた復元品が制作されました。その復元作業によって明らかとなった麈尾の制作方法などを、制作のサンプルを交えながらご紹介いたします。

日時:2024年4月5日(金)~4月10日(水)※最終日は17時まで
場所:2階イベントルームA

<関連する講座イベント>
講座1:「蘇る幻の麈尾 ~聖徳太子から日蓮聖人、そして未来へ~」
聖徳太子がお経の講義をする際に持っていた「麈尾(しゅび)」。
その姿は法隆寺に伝わる「絹本著色聖徳太子勝鬘経講讃図」

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