黄綬褒章を受章した印章彫刻職人 三田村煕菴 禅語がテーマの個展を5月15日~18日銀座で開催
現代の名工、黄綬褒章を受章した三田村煕菴(きあん)が運営する三田村印章店(大阪市中央区、代表:三田村薫)では、銀座のギャラリーSIACCAにて、個展を開催します。
印章の使用用途が激減する中で、廃業する同業者はますます増加の一途です。三田村印章店でも印章の製作販売という点では、非常に厳しい状況に置かれています。しかし、昨年大阪で、手描きの印章文字デザインの個展「はんこと大阪の文学」を開催したところ、初の開催にも関わらず200名以上のご来場をいただき、様々な新聞テレビでも取り上げていただくことができました。そこで、多くの温かい反響を頂いた事を契機に、昨年11月末から12月にかけて、煕菴が生み出す印章の文字デザインブランド「HANKO KIAN」をさらに広めていきたいとの思いから、クラウドファンディングを開催しました。クラウドファンディングでは、55人から90万円以上のご支援を頂き、この度の東京での個展を開催する事が可能となりました。
今回の個展のテーマは、「はんこと禅語」です。アクリル絵具で手描きした作品を展示します。
前回の個展では、ご来場者の声から、印章の文字デザインがこんなに優しく繊細で心に響くとは?!と驚かれる方が多くいました。