松伯美術館開館30周年記念特別展 「文化勲章 三代の系譜 上村松園・松篁・淳之展」を開催します。
昭和53年(1978)
神奈川県立近代美術館蔵
上村淳之「十二支 辰」
平成18年(2006)
京都花鳥館蔵
《参考》
〇松伯美術館について
松伯美術館は、上村松篁・淳之両画伯からの作品の寄贈と近畿日本鉄道株式会社(現 近鉄グループホールディングス株式会社)からの基金出捐により1994年3月に開館した。
当美術館では、上村松園・松篁・淳之三代にわたる作品、下絵、写生等、美術資料の収集と保管、展示を通じ、三代の画業を紹介することを目的としている。また、広く日本画の普及、作家の育成を図るため、特別展、公募展等も開催している。
○当館の名称の由来
「松」は、松園・松篁両画伯の名前と、美術館所在地である故佐伯勇近鉄名誉会長旧邸の庭に植えられている百数十本の松に、「伯」は、画伯の伯と佐伯氏の伯あるいは邸内の茶室の号、「伯泉亭」に由来するものである。また「松伯(しょうはく)」の音は、常磐木である「松柏」にも通じるようにとの意味が込められている。
松伯美術館 (外観)※大渕池の対岸から臨む。
【開館時間】 10時~17時(入館は16時まで)
【休館日】 月曜日、年末年始、展示替期間
【電話番号】 0742-41-6666
【所在地】 〒631-0004 奈良市登美ヶ丘2丁目1番4号
【館長】 上村 淳之
【所蔵作品数】上村松園・松篁・淳之の作品 約600点 ほか
●上村松園
明治8年(1875)