くらし情報『松伯美術館開館30周年記念特別展 「文化勲章 三代の系譜 上村松園・松篁・淳之展」を開催します。』

2024年4月26日 14:00

松伯美術館開館30周年記念特別展 「文化勲章 三代の系譜 上村松園・松篁・淳之展」を開催します。

近鉄グループの文化事業である「松伯美術館」では、開館30周年を記念して、2024年5月18日(土)から7月15日(月・祝)まで松伯美術館開館30周年記念特別展「文化勲章 三代の系譜 上村松園・松篁・淳之展」を開催します。
上村松園は格調高い美人画で1948年に女性として初めて文化勲章を受章しました。松園の息子・松篁は花鳥画の世界で新たな日本画表現を切り開き、1984年に同章を受章。そして、花鳥画を通して東洋独自の絵画空間を追求してきた松篁の長男・淳之が2022年に同章を受章しました。日本画の分野で三代にわたり文化勲章を受章した事例はこれまでにない空前の快挙です。
松園、松篁、淳之はそれぞれ描く対象や画風は異なりますが、日本画ならではの美を追い求める情熱や根底にある美意識は受け継がれてきています。
本展では、3人の画業を振り返り、他館所蔵作品も含め、それぞれの名品約60点を一堂に展観します。特に上村松園の作品(本画)については、「月蝕の宵」(大分県立美術館蔵)など当館で初めて展示する作品も含め、すべて他館所蔵作品です。

本展開催期間中にご来館いただいた皆さまに、開館30周年記念クリアファイルをプレゼントします。

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