グリーンシーズンの山形・蔵王温泉街を舞台に多彩な4つのプログラムを展開 「山形ビエンナーレ2024」9月1日開幕!
にならい、「蔵王うたのみち」と題する屋外での短歌・詩・歌の展示も展開します。
パフォーマンスでは、斎藤茂吉をはじめ蔵王にゆかりのある人々の「ことば」をたよりにしながら、まち(地域)で暮らすさまざまな人たちとの関わり、繋がり、広がりを、身体表現を通して表現します。
【山と土と茶と】
「鴫の谷地沼(しぎのやちぬま)」を会場に、蔵王の自然を舞台に音楽ライブ、野外インスタレーション、オーガニック食材でつくる料理やスイーツ、山で採取した植物でお茶の可能性を探る実験的なカフェ、1day温泉リトリート、眠りのスペースなど五感を呼び覚ます体験型アートイベントを開催します。
2. 西蔵王山麓の東北芸術工科大学を会場に、民俗・博物資料と現代アート作品を展示
山形ビエンナーレ2018以来、民俗・博物資料と現代アート作品によって、さまざまな角度から「山形らしさ」を探り続けてきた「現代山形考」が、新たなテーマでプロジェクトを展開します。
【現代山形考~山はうたう】
「山はうたう」をテーマに、斎藤茂吉や蔵王のスキーを愛した芸術家・岡本太郎も参加アーティストに迎え、修験の地として信仰の蔵王、戦争の記憶を宿す蔵王、リゾート化により変貌を遂げる蔵王、さらには温暖化による樹氷の危機まで、時代背景とともに多様に変遷する蔵王のすがたを辿る展覧会です。