人道支援を止めるな!地中海からのSOS!をテーマに『船上の助産師・小島毬奈さん』の出前授業を小学校・中学校を中心に全国展開スタート
■「出前授業」についてのお問い合わせ
毬奈さんの「出前授業」についてのお問い合わせは、ほんの木までお願いいたします。(お問い合わせ先は下記に記載)
『船上の助産師』小島毬奈さん
■救助船から戻ってきて間もない2024年8月末、毬奈さんにインタビュー
Q 「地中海捜索救助船」で毬奈さんは何をしていますか?
救助された赤ちゃん
救助船内では、助産師として主に女性と子どものケアに当たっています。妊婦や生後数日の新生児もたくさんいて、時には大揺れの船内で出産することもあります。また性暴力で妊娠させられたケースが多く、心に深く傷を負った女性たちのケアも大切です。その他、母子の衛生状態の管理など助産師の役割は多岐にわたります。
Q どうして危険なルートを承知で地中海を渡ってくるのですか?
地中海を渡るには粗末すぎるボート
人間らしい生活を目指して海を渡るのです。自国が、戦争で仕事も病院も学校もない。政府がまともに機能してない国に希望はないと身一つで渡ってきます。アフリカだけでなく、シリア、バングラデシュ、イラン、アフガニスタンなどから、まずは欧州の玄関口である北アフリカのリビアを目指し、そこから「死のルート」