人道支援を止めるな!地中海からのSOS!をテーマに『船上の助産師・小島毬奈さん』の出前授業を小学校・中学校を中心に全国展開スタート
救助船の出向を止められたり、言われもない罰金を要求されたり、様々な困難があり今でも戦いは続いています。しかし、「救助を求める人たちを無視しない」という地中海捜索救助船活動の団結力はますます強くなっています。
■小島毬奈プロフィール
1984年、東京都生まれ。練馬区立春日小学校、石神井東中学校卒。オーストラリア・メルボルンの高校卒業後、帰国。2005年、看護学校へ進学。2008年に卒業後、助産学校へ進学。2009年都内の病院の産婦人科に就職。
2014年から紛争地で助産師として医療活動を始める。リビア沖から地中海を渡る「死のルート」上で捜索救助船にて活動。2016年から8年間で11回乗船。
■小島毬奈さんは、今、クラウドファンディングを立ち上げています
(支援応募期間は9月30日)
地中海での捜索救助船「オーシャンバイキング号」
毬奈さんは今、「SOSメディテラネ」(以下SOS)というフランスのNGOに所属して、オーシャンバイキング号という船に乗り、地中海での捜索救助船活動を行っています。今年は1月と7月の2回、助産師として乗船してきました。
船を使った捜索救助活動には多くのコストがかかります。