一般発売前にして総販売数6,000冊を突破!YouTube講演家・鴨頭嘉人による著書『賃上げ値上げインバウンド』を10月30日に刊行
としてYouTube講演家の鴨頭嘉人が設立しました。直近20年で書店の半分近くが閉店に追い込まれています。情報発信の場であり、人生を変える一冊に出会える場である書店を元気にするために、鴨ブックスの書籍は書店の利益率を通常より約10%高い「30%」としています。
小売のチャネルパワーが強く生産者が利益減少を強いられている他業種と異なり、出版業界は長年おおよそ〈出版社7:取次1:書店2〉という利益配分で硬直化されてきました。売上減少とコスト上昇によって、この低い利益率ではもはや本業では利益があげられない状況になっています。そのため、書店は10年以上前から粗利30%を求めていますがベースの契約は一つも変わっていません。
書店が売上減少とコスト上昇に苦しむ一方で、出版社のコンテンツ販売はグッズや講演会、電子書籍など様々な手法が広がっています。私どもはその状況を踏まえ、創業時から自社の利益を減らし書店の利益を増やす契約を結び、書店の粗利率30%を目指す出版社として創業いたしました。
この活動を続けることで、出版社だけが生き残るのではなく書店も取次も幸せになれる未来をつくろうとしているのです。出版社の利益を下げて業界の存続につなげることは、多くの出版社にとって有益だと考えています。