右肩下がり時代をのびのび生きるコツは過疎の被災地のじいさんばあさんが知っている!書籍『「みんな」って誰?』を刊行
かかわりと「すごす」かかわり
第3章 地域が自ら変わるには?
――内発的であるということ
第4章 集団を変化させるには?
――みんなの前でことばにする
第5章 見なかったことにしないとすれば?
――集合的否認と両論併記
終章 ひとごとからわれわれごとへ
――災間を豊かに生きる
注
おわりに
●プロフィール
宮本匠(みやもと たくみ)
1984年大阪府生まれ。町工場の横に積みあがる金屑と機械油と田んぼの土のにおいが入り混じった東大阪の空気を吸って育つ。大学時代、古本屋と中古レコード屋を渉猟する毎日から、ひょんなことで新潟の被災地で山菜を探す日々に。すがすがしく今を生きるヤマの人々にすっかり魅せられて、世の中の人が「問題」と考えている見方だけではない「問題」とのつきあい方を被災地や過疎地をフィールドに研究する。博士(人間科学)。大阪大学大学院人間科学研究科准教授。特定非営利活動法人CODE海外災害援助市民センター副代表理事。ユーモアとペーソスが同居するものが大好物。
水道の蛇口から井戸水の出る大阪北部で三児の子育て中。
主な著書に、『現場でつくる減災学』(新曜社、矢守克也と共編著)。『防災・減災の人間科学』(新曜社、矢守克也・渥美公秀編著、近藤誠司と共著)。