琵琶湖発の活性酸素処理で低コスト・短時間で完熟堆肥化 世界のホテイアオイやサルガッサムの繁殖問題にWEF技術開発が挑む
カリブ海 サルガッサム
今回、活性酸素処理がカリブ周辺で利用できるのか確認するために、ドミニカ共和国から当社へサルガッサムを送って来たのは、カリブ海などで事業を展開する海運会社「同和ライン」(東京)です。長年カリブ海周辺で事業展開している同和ラインは、サルガッサムによって主要産業の観光事業が大きな打撃を受け、またニオイなどが住民の生活に影響を及ぼしているのを見て、解決のサポートが出来ないかと検討してきました。今回の試験で、処理方法、肥料効果等全く問題ないことが確認されましたので、今後は処理装置「α-Gaia」を設置しサルガッサムの堆肥化展開をするとともに、端境期には生ゴミ、農作物残渣の堆肥化をすることで、農業肥料削減にも貢献したいとしています。
2)タイのホテイアオイ
東南アジア各国でも河川・湖のホテイアオイ繁殖は大きな問題となっています。東南アジアで塗装装置製造展開している「株式会社IEC」は、タイでも社会問題化しているホテイアオイをリサイクル利用貢献したいと検討していましたが、半年前に「α-Gaia」試験装置(車載型)を導入して、タイ農業省と共に各地で試験デモをしています。
今後タイのコメ需要増加が見込まれる中、肥料不足問題に貢献できるのではないかと期待されています。