東京国立博物館、お正月の恒例企画「博物館に初もうで」を2025年1月2日(木)~1月26日(日)開催! 巳年にふさわしいヘビにまつわる特集やおめでたい作品を展示
ヘビの輪郭線は豪華にも銀で摺られていて、間近で見ると鱗の一枚一枚がキラキラと輝くように見えます。
胆松に白蛇
摺箔 白地鱗模様
江戸時代・18世紀 東京国立博物館蔵
正三角形を繋げた鱗模様の能装束。『道成寺』では、恋する山伏への執念のあまりに大蛇と化した娘の怨霊が鬼女の姿となって着用します。
摺箔 白地鱗模様
◆お正月を祝う作品
当館所蔵の名品や、お正月を寿ぐ吉祥作品などを展示します。
国宝 松林図屏風
長谷川等伯筆 安土桃山時代・16世紀 東京国立博物館蔵
2025年1月2日(木)~13日(月・祝) 本館2室(国宝室)で展示
お正月恒例の特別公開。松林という日本の伝統的なモチーフを、中国絵画から学んだ水墨表現によって描き出しています。湿った大気を感じさせる墨一色の松林が広がります。
国宝 松林図屏風(左隻)
名所江戸百景・するがてふ
歌川広重筆 江戸時代・安政3年(1856) 東京国立博物館蔵
2025年1月2日(木)~2月2日(日) 本館10室で展示
「名所江戸百景」は、広重最大の名所揃いものです。描かれている越後屋は、現在の日本橋三越と、三井記念美術館のある三井本館です。
名所江戸百景・するがてふ
国宝 太刀 長船景光(号 小龍景光)