年間約4千万枚以上も廃棄される木製パレット 環境に優しいバイオ燃料にリサイクル、この冬千葉県から全国へ
また大きさや形状が均一化されているため、自動燃焼運転が可能なところ。さらにはチップよりもエネルギー密度が高く、小規模から大規模エネルギーシステムにおいて経済的な選択肢となる点が挙げられます。
【廃パレットを再利用したペレットが全国販売開始】
株式会社ペーパーハウス社は、リサイクル木質ペレットの「パレットペレット」を全国展開している会員制の倉庫型スーパー全店舗にて、この冬から本格販売を開始いたします。木製パレットとは荷物をまとめて載せる木製の台のこと。物流業界や運送業界で荷物を輸送・保管する際に使用されています。国内の木製パレット廃棄量は、全国で年間約3,500万枚~4,400万枚と言われています。また、輸入品とともに日本国内に入ってくるパレットなどについては実態が把握できていないため、数値はさらに増加すると考えられています。
「パレットペレット」は無垢材の廃棄パレットを再利用しているので、接着材などの不純物が一切混じっていません。
また、含水量が少なので大きな発熱量を生み出し、煙が少なく匂いも抑えることに成功しています。主な使用方法は、最近注目のペレットストーブやアウトドア用の二次燃焼ストーブの燃料。