年間約4千万枚以上も廃棄される木製パレット 環境に優しいバイオ燃料にリサイクル、この冬千葉県から全国へ
ペレットストーブは発熱量が大きく灰が少ないのが特徴です。煙が少ない上に匂いもほとんどせず、CO2排出量実質ゼロ(カーボン・オフセット)というエコなストーブです。二次燃焼ストーブは、煙となった可燃ガスに高温の空気を吹き付けて再燃焼させる構造となっているため、効率よく高火力を生み出せるのが特徴です。
【物流支えるパレットが環境支える次世代燃料へ】
「パレットペレット」誕生のきっかけは偶然です。以前から木製パレットが大量に廃棄されていくのを目の当たりにし、SDGsの観点からエネルギー利用できないかと考えていました。そんな時、偶然にも木質ペレットの国産メーカーさんとご縁をいただき、本格的に木質ペレットの生産に取り掛ることができたのです。木質ペレットを生産するうえで一番苦労する乾燥の工程が、既に乾燥済みの木製パレットを材料にすることでクリアできたことは幸運でした。
とはいえ、木質ペレットの認知度が低いことから、はたして事業として成立するのか未知数でした。
そんな折、取引先のスーパーがオリジナルブランドとしてペレットヒーターを全店舗展開するという情報が入りました。それならば燃料としての「パレットペレット」