赤ワインと白ワインの造り方の違いは?魚料理に何を合わせるのが正解?【こっそり学ぶワインマナー】
(Tamyさん)
アルコール発酵に必要な糖分や酵母などがブドウに含まれているのだそう。あまりのシンプルさに驚きですね。
実際にワイン造りに使われるのは食卓に並ぶブドウとは違うワイン用のブドウで、果皮、果肉、種子を使って作られるのだそう。
「赤ワインは黒ブドウの果汁だけでなく、種子と果皮もいっしょに発酵させます。これによって色の濃淡や渋みが引き出されます。」(Tamyさん)
だからあの美しい深みのある赤い色ができあがるんですね!一方、透明感のある白ワインはというと、
「ブドウの果皮と種子は使わずに果汁のみを発酵させて造られます」(Tamyさん)
果皮などを使わないため渋味を出す「タンニン」がワインに移らないことで、すっきりとした口当たりになっているのだそう。
Tamyさんの新刊「世界一おいしいワインの楽しみ方」(三笠書房/知的生きかた文庫)では上記の赤ワインに加えて、白ワイン、ロゼワイン、シャンパーニュ、そしてナチュラルワインについても丁寧に解説していますのでぜひチェックを。
■肉料理に赤ワイン、魚料理に白ワインは鉄板?マリアージュのコツ
さて、よく肉料理には赤ワイン、魚料理には白ワインといわれるように、食事によってどのワインをあわせるかというマリアージュについても触れていきましょう。