婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第150回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その51をお届けします。1.面接官のような男【結婚引き寄せ隊】vol. 150それは30代から40代の大人の男女が集まる婚活パーティに参加したときのこと。最初の自己紹介タイムでは、パーティが始まる前に記入したプロフィールカードと飲み物を持って、女性が座っている席に男性が順番に動いていくというローテーションで進行していました。あるとき、目の前にメガネをかけた40代後半の男性がまわってきて、「こんにちは」とペコリ。穏やかな話し方をする人で、外見はちょっと地味な印象ながら、ガツガツしていないぶん落ち着いて話せるのは安心できると思っていたら…。「おやすみの日は何してるんですか?」と聞かれて、「おいしいものを食べに行ったりしますね」と、いたって普通のことしか答えていなくても、何やら持参してきたらしい小さなメモ帳に何かを書いています。何か質問されて、ひとつ答えると、すぐにメモを走らせる男性。え?もしかしてこっちの話をメモってるの?と「何してるんですか?」とたずねると、「気にしないで!」という返事が…。いや、婚活の席で、しかも初対面で会話の途中で何度もメモされたら気になるわ、面接官か! と、心の中でひとりでツッコんでいたら、「ハイ、男性の方は次の席へ〜」とスタッフの方の合図で席移動になり、「では!」と隣の席へその男性は移動。あっけに取られながらも、もちろんその後また話すことはなかったのでした。2.ずっと会えない男それは婚活サイトで出会いを探していたときのこと。希望の条件に近い30代後半の男性がいたので、軽いあいさつから始まり、趣味の話などをメールでやりとりするようになりました。すると、その男性は絵を観に行くのが好きで、ときどきは展覧会にひとりで行くこともあるらしく、アートも好きな私としてもそれなら、「今度美術館へ行こう」ということに。いつなら行けそうか、という話になると、その男性のほうから「来週の土曜日は何も予定がありません」とメールが来たので、「じゃあ土曜日に」と待ち合わせ場所と時間を決めて、だんだんと約束の日が近づいてきたある日のこと。あさってが約束の日、というときに「すみません、土曜がちょっと難しくなって……」というメールが来ました。なぜなのか理由が書いていないものの、事前に連絡が来たということもあり、「急がないので、また空いている日教えてくださいね」とメール。後日、「今週末はいけそうです」と連絡が来て、ちょうどこちらもいけそうだったので、「今度こそ会いましょうね」とメールしていたのですが…。今度は前日の夜になって、「すみません、明日が難しくて」というメール。ええ?と、さすがに2度目の直前のキャンセル連絡にテンションがダダ下がりになってしまい、しばらく放置していると、「日なら空いているんですが…」とメールがきたので、でもまた直前NGじゃないかと疑っていること、気分がよくはないことなどを正直にメール。さすがに怒っていることが伝わったのか、その後はパタリと連絡は途絶えました。うーん。ものすごく人見知りなのか、それともただの暇つぶしなのか、謎。いろんな人がいるよね……と、無理矢理自分を納得させた夜なのでした。3.人の話を聞かない男それは20代から40代までの男女が集まる合コンに参加したときのこと。ちょっと遅れて到着した私は、たまたま空いていた席に座ったところ、横に座る男性から「おつかれさまー」とビールジョッキを渡されて、そのテーブルの男女と乾杯しました。遅ればせながら軽く自己紹介を済ませ、同じテーブルの参加者は30代の男女だということがわかり、仕事の話を始めると、さっき「おつかれ」と言ってきた男性が、どれだけいまの仕事が大変か力説。何やら営業職で毎日疲れるという話のようで、最初は普通に話を聞いていたものの、とにかく話が長い…。20分置きぐらいに、他の参加者の女性が「ちょっとトイレ」と言って席を立つと、しばらくして戻ってきたかと思いきや、違うテーブルに潜り込んでこのテーブルには戻ってきません。そんな調子で、2人の女性は違うテーブルへ移動し、ひとり語りが長いこの男性に呆れて移動しているの!?と気づいたときには、なかなか逃げにくい状態に。とはいえ、さすがにその男性の話だけを聞く担当でもないわけで、他の女性たちと同じく「トイレ行きます〜」と言って脱出。酔うとおしゃべりが好きなタイプもいるでしょうけど、限度があるよねえとゲッソリしたのでした。出会いを探していると、思いがけないタイプと遭遇することもあるものです。たとえヘコむ日があっても、絶対に笑顔の日もあるはず! みなさんの恋愛がうまくいきますように。文・かわむらあみり©GaudiLab/Getty Images文・かわむらあみり
2023年08月09日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第147回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その50をお届けします。1.美容にうるさい男【結婚引き寄せ隊】vol. 147それは30代から40代が集まる婚活パーティに参加したときのこと。参加条件は30代から、となってはいたものの、この日の婚活パーティには、主に40代以上の男女が多いように感じました。そんななか、自己紹介タイムがスタート。大人の男女が集まっているだけあって、落ち着いてしっかりと相手の話を聞いて話せるようなタイプばかりで、安心しながら挑んでいました。そのうち何人目かの自己紹介のときに、40代半ばの渋い色のスーツを着た男性と対面。最初はふつうに名前や仕事について話していました。すると、急にじっとこちらの顔を見て、「ちょっと疲れてます?」と言う男性。確かに仕事が忙しくて完全に疲れが抜けきっていないけれど、一応婚活の場に行くんだからと、ちゃんとメイクしてきたつもりだったんですが…。とまどう私を目の前に、「なんかクマができていますね。肌が疲れているみたいだから、そういうときはしっかりと保湿するといいみたいですよ(ニッコリ)」というのです!まったく悪気なく、親切心からのアイドバイスといったふうに、「前にパーティで会った女性がそう言ってました」と、別の婚活女性が言っていた美容ネタをぶっ込んできてビックリ。良かれと思っての発言でも、初対面でクマがあるとかなんとか、失礼ですからー!と、心の中で叫ぶ私。もちろん、その男性とはその後一切目も合わせないで終了したのでした。2.海外帰りをアピールする男それは20代から30代が集まる大人数の婚活パーティに参加したときのこと。参加人数が多いと活気が出てくるもので、会場はにぎやかでした。まずは自己紹介ということで、大人数のパーティでは、女性が座る椅子のところへ男性陣だけが次から次へと横にずれていく、いわゆる回転寿司スタイルでスタート。ひとり数分しか持ち時間がないため、顔と名前を覚えたと思ったらすぐ次の人に。ああ、あわただしい…と思いながらも、自己紹介がやっと最後のほうになってきて、ホッとしそうになったそのとき。「こんにちはっ!」と白い歯を見せた笑顔の男性が、ハキハキとした元気な挨拶とともに、右手を差し出してきました。えっ? と思いながらも、しぶしぶ軽い握手をかわし、挨拶。短い時間に自己紹介する文言を考えてきたのか、それともいつも簡潔に話すことができるタイプだからなのか、名前、仕事、結婚願望についてを一気に話す男性。ひたすら聞いていたら、「あなたは?」と聞かれ、こちらは名前ぐらいしか言う時間が無く、その男性は時間配分はあまり考えていないようでした。しかも、ほんの数分の会話の中で、「先月まで海外で働いてたんで」とか「海外帰りなんで」とか、海外帰りアピールがスゴい。ツッコんで聞いて話を広げるほど持ち時間が無いため、ほぼ聴き手で自己紹介タイムが終了。たった数分なのに、ドッと疲れが…。その後はもちろんその男性には近づかなかったのでした。3.追わせてほしい男それは30代から40代までの男女が集まる婚活飲み会に参加したときのこと。その飲み会には、ただ飲むことが好きなだけで来ている人、出会いを探しに来ている人とさまざまなタイプがいたため、婚活だからとガツガツしていないゆるい感じがあってのんびり時間が過ぎていきました。飲み会も中盤ぐらいになってくると、だんだんと恋バナになってきて、それぞれの元カノや元カレ、結婚についてどう思っているかなどをざっくばらんに意見交換。たまたま同じテーブルを囲んで向かいに座っていた30代半ばの男性と、たわいのない話をしていると、酒の勢いも借りてなのか「俺は追わせてほしいんだよ!」と突然、熱弁をふるいはじめました。その男性いわく「すぐになびく女はダメ」だと。とにかく男性側に追わせてくれたら、どんどん夢中になるのに、そんな相手が見つからないとボヤいていて…「追わせてくれる?」とニヤリと笑いかけてきたので、正直に「ムリ!」と即答しました! ああ、追うとか追わせるとか、そういう駆け引きよりも安泰な家庭が欲しい、とグッタリしてしまったのでした。婚活していると、理想のタイプとばかり出会えるわけではありません。でも、そのうちきっと運命の相手に巡り合うはず! みなさんの恋がうまくいきますように。文・かわむらあみり©Johnce/Getty Images©FXQuadro/Getty Images©Estradaanton/Getty Images文・かわむらあみり
2023年07月06日婚活中だった20代の沙耶香さん(仮名)は、同業界で働く理想の男性と知り合い、結婚を前提に交際することに。しかし、ひょんなことから彼が子持ちの既婚者であることを知ります。沙耶香さんは「このままでは許さない」と決め、本人と対面で話し合いをすることに決めました。女性の心に寄り添うメンタル心理カウンセラーの並木まきが、20代女性に降りかかった災難エピソードをお届けします。彼と直接話をするも、途中で逃げられて…沙耶香さんは、彼が既婚者であることを問いただすために何度も連絡をしたそうですが、彼からは全く音沙汰がない状態が続いたそう。それでも諦めることなく、大量に着信を残し続けたところ、3日後に彼との電話がやっとつながったと言います。「何日も連絡がとれなかったのも不満でしたが、それよりも真実を知りたい気持ちのほうが強かった私は、その電話口で彼に対して『今日、私の仕事が終わり次第あなたの会社に行くから時間をとってね』と一方的に言って電話を切りました。そして仕事を早々に切り上げて彼の会社に行くと、会社で騒ぎを起こしたくなかったのか、彼はすぐにロビーまで出てきて対面で話すことができたのです」沙耶香さんが、彼が既婚者で子どももいることを聞いたと伝えると、彼は少しうんざりしている様子で「結婚はしていたけど離婚した。子どもは元妻が引き取っているので今は独身だ」と告げてきたそう。さらに、自分を家に招かないことなども問い詰めると「俺、仕事が残っているから戻る」とその場から逃げてしまい、さらにはLINEまでブロックされてしまったそうです。不倫男へ制裁! 20代女性の覚悟「彼の不誠実な対応に衝撃を受けた私は、このままでは許さないと覚悟を決めました。改めて、彼の会社からうちに出向している男性に彼のことを聞き、彼が離婚していないことを確認しました。それから私は彼の会社に、名前と立場を告げたうえで、一連の事情をリークしたのです」沙耶香さんが自分の立場や名前を明かしたのは「匿名だとうやむやにされそうだったから」と話します。「結果的に、こちらも覚悟を決めてリークをして良かったと思います。あとから聞いた話では、彼は左遷されたのちに社内に居づらくなって退職して、その直後に離婚したそうです。私は彼との出来事で恋愛に対して疲れてしまい、婚活をやめてしまいました。まだしばらくは誰とも付き合いたくないですね。でも心の傷が癒えたら、彼よりも素敵な人に出会えたらいいなと思っています」既婚者の立場で独身の女性に近づき、さらにはプロポーズまでするとなれば、相当な悪行です。大きな裏切りに遭ったあとほど、しばらくの間は自分をいたわり心を癒す時間を設けることも必要でしょう。©baona/gettyimages©polkadot_photo/shutterstock文・並木まき
2023年07月05日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第144回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その49をお届けします。1.主夫アピールの男【結婚引き寄せ隊】vol. 144それは20代から30代がおもに集まる婚活パーティに参加したときのこと。いつもなら20代も参加する場にはそれほど進んで行かないものの、すでに40代前後が集まる婚活パーティで空振りが続いていたため、久しぶりにそれまでより年齢層が低い場所にも足を運んでみました。会場に着くと、男性参加者は30代が多そうなのに、女性参加者は20代が多そう。どちらかというと男性は若い女性を好む場合が多いため、ちょっと失敗したかなあと思っていたのですが、せっかく来たんだからと気持ちを切り替えていざ婚活パーティがスタート。いつものように自己紹介タイムから始まり、手応えのないまま、次から次へと入れ替わる男性陣と「はじめまして」と挨拶していると、20代後半の男性がとてもリアクションがよく対応してくれます。おたがいの仕事について話していると、「自立してお仕事がんばってスゴいですね〜!」と、褒めてくる男性。それがお世辞ではなく、本当に好意を持っている感じで接してくるので、印象に残りました。その後、フリータイムで再度ふたりで話す機会ができました。すると、開口一番、「僕、主夫になってもいいかなって思うんですよね」とアピール。え? と思って聞き返すと、仕事もうまくいかなくて転職を考えているうちに、結婚して主夫をするのも選択肢に入っている、というような話でした。いや、確かに仕事は好きだけど、最初から養ってほしいモードで来る男性に惹かれるワケないでしょ、とソッコー心の扉を閉めたのでした。それにしても、あえて自分より年上の女性に的を絞って年下だから許されると思って言ってきたのか、最初から堂々とアピールするなんて世の中も変わったなあと思ったのでした。2.貧乏ゆすりの男それはシングル同士が集まる婚活飲み会に参加したときのこと。おしゃれなレストランの一角に、30代から40代の男女が集まっていました。それぞれ仕事帰りに参加しているということもあって、男性はスーツ姿で仕事の様子も垣間見えるようなところがあり、女性もみんな身ぎれいな人ばかり。大人が集まる飲み会だし、ゆっくり落ち着いて過ごせるなと思っていたとき、ふと目の前に座っている40代の男性が、貧乏ゆすりをしていることに気づきました。とはいえ、人それぞれクセはあるだろうし、緊張しているときに貧乏ゆすりをすることもあるので、とりあえずスルー。でも、前に座っているのと、けっこう長い時間貧乏ゆすりが止まらない男性。その間、まわりと会話をしながらも、一度気になったその男性のクセについつい目がいってしまいます。お酒も入って、くだけた雰囲気になってきたので、やんわりと貧乏ゆすりのことを言ってみようかな…と思った矢先、その男性はトイレへ。戻ってくると、めでたく(?)貧乏ゆすりはもうしなくなっていました。緊張が解けたのか、それとも…?飲み会はあっという間におひらきの時間になり、解散。結局、その男性のクセに気をとられてしまい、なんの収穫もなくその日も終わってしまったのでした。3.退会しない男それは婚活サイトで出会いを探していたときのこと。性格や年収など、ある程度の条件を入れて、何人かの男性に絞っていき、それぞれとメッセージのやりとりもしながら、しっくりくる人がわかってきました。ある30代後半の男性とやりとりしていたところ、「今度お茶でもしませんか?」とお誘いされ、さっそく会うことに。いざ会ってみると、事前にメッセージで話していたときとなんの違和感もなく、清潔感のあるよさそうな男性という印象。その日も意気投合して、また会う約束をしました。次に会うと、男性から「このままおたがい真剣に付き合いませんか?」と言われ、少し時間をくださいと伝えて、しばらく経ったあるとき。「僕はもう決めたので婚活サイトは退会します」と断言する男性。そこまで私ひとりに決めてくれたのであれば、そろそろ次に会う約束をしてもいいかなと思いながらも、ちょうど仕事が忙しくなり、少しの間連絡が来てもなかなか対応できませんでした。仕事が一段落して、久しぶりにサイトを覗くと、あれ?まだ続けている。その男性は、退会していませんでした。連絡がとれて話を聞くと、「忘れてた」と言うのですが…あるとき、サイトを見ると、いないのです。退会していたうえ、連絡もつかなくなりました…。きっと同じように話していたもうひとりとうまくいったか、待てなくて消えたか。いずれにしても、タイミングが合わないのも、縁がないのだなと思ったのでした。婚活していると、いろいろな出来事を体験することもあるかもしれません。みなさんの恋愛は、うまくいきますように!文・かわむらあみり©visualspace/Getty Images©ferrantraite/Getty Images©Vasyl Dolmatov/Getty Images文・かわむらあみり
2023年06月10日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第140回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その48をお届けします。1.マナーにうるさい男【結婚引き寄せ隊】vol. 140それは40代前後の大人の男女が集まる婚活パーティに参加したときのこと。この日は少人数のプチお見合いのようなスタイルで、それぞれの参加者とゆっくり会話できる進行になっていました。男性がひとりずつ、女性の座る場所に移動していくなかで、オールバックでビシッとキメた男性がまわってきました。一見、気難しそうな印象のオールバックの男性でしたが、いざ目の前に座って顔を合わすと、ぎこちないながらもニコリと微笑む男性。ひとりずつソフトドリンクを選び、席へ移動。少しホッとして自己紹介を始めると、オールバックの男性は適度に相槌を打ちながら、こちらの話に耳を傾けています。ひととおり話して、いったんドリンクを飲もうとグラスを手にとり、なんとなくストローで氷を混ぜると…。「それ、よくないですよ」と注意してきた、オールバックの男性。思わずキョトンとしてしまった私を尻目に、「氷をカラカラと音を立てて飲むのは、子どもみたいですから」と、真顔で注意した理由を伝えてくる男性…。いつも氷をかき混ぜるのではなく、たまたま混ぜただけで、しかも初対面なのにとこちらのテンションはダダ下がりしてしまいました。残り時間、その男性は、自分の自己紹介をしながら、「マナーができている女性が基本です」と、氷をカラカラとかきまわした私を前にキッパリと断言してきました。いや、こっちもマナーにうるさすぎる相手は御免だよ、とウンザリしたのでした。2.身長を気にする男それは婚活サイトで知り合った男性と、初めて会うことになったときのこと。相手の情報はプロフィールページからある程度把握することができて、顔写真も見ていたので、待ち合わせ場所でもスムーズに相手を認識することができました。ひとつだけ事前のイメージと違ったのは、160センチ弱の私よりも少し背が高いかな?ぐらいの小柄な男性だったこと。顔写真のイメージだとなんとなく大柄な男性なのかなと思っていましたが、それ以上とくに気にすることもなかったので、カフェでお茶をすることに。飲み物をオーダーして、ひと息つくと、男性から「身長は何センチですか?」という質問があり答えると、「へー」というテキトーな返事がかえってきました。そんなに自己紹介も進んでいない段階で、なんで身長を聞いてくるのかなと思っていると、「僕、背が高い女性が好きなんです」と言う男性。「え?」と聞き返すと、自分の身長がそんなに高くないため、相手は背が高いとより憧れがあるそうで…。最初からプロフィールにそれ書いておけよ、と内心あきれつつも、その男性より僅かに背の低い私は、なんと言えばいいのか。と終始モヤモヤしながら、一気にコーヒーを飲み干して、すぐその場を去ったのでした。3.フリー恋愛の男それは30代から40代のシングルの男女が集まる飲み会に参加したときのこと。年代が近い人たちが多いということもあって、参加者の職業は異なるものの、この年代の仕事の向き合い方などで話は尽きません。次第に、それぞれの恋愛の話になっていきました。すると、長めの前髪をかきあげながら、ひとりの男性が「俺はフリー恋愛だから」とニヤリ。話を聞いてみると、「何人彼女がいても恋愛は自由でしょ」というスタンスだそうで、なぜかそれがカッコイイと思っているのか、ドヤ顔で恋愛観を語る男性。彼には同じくフリー恋愛肯定派の彼女がいて、広く浅くの恋愛を彼女がOKするなら、そういうのもアリなのね、と。ただ、私はひとりの相手と深く付き合いたいため、フリー恋愛タイプの人とは無理だと思ったのでした。婚活していると、最初はいいなと思っても、話すうちに全然求めているタイプではないと気づくこともあります。でもそれも、最終的には自分にもっとも合う男性が明確になるための、遠回りなようで近道なのかもしれません。みなさんの恋愛がうまくいきますように!文・かわむらあみり©DavidGraham86/Getty Images©Antonio_Diaz/Getty Images©PacoRomero/Getty Images文・かわむらあみり
2023年05月16日生涯を共にする人と出会いたい!と思っても、そう簡単にはいかないのが現実。中には、婚活パーティーで友人を蹴落としてでも良い人をつかまえようとする人もいるようで……。今回は、登録者数約71万人超えの大人気Youtubeチャンネル「モナ・リザの戯言」で配信された『婚活パーティーで友人に謀られた話』の中から、話の展開を予想していただく漫画クイズをお届けします!常連のお客さんが……友人のクロハから婚活パーティーに誘われたソラ。一方、常連客のワサビは、お見合いを勧めてきて……?ここでクイズです!婚活パーティー当日、やってきたクロハを見てソラは驚きます。それは一体なぜでしょうか?ヒントは、ソラはカジュアルな服で来てと言われています……。やってきた友人は……正解は、ドレスで着飾っていた!ソラを引き立て役にしようと、嘘のドレスコードを教えたクロハ。パーティーで一人浮いてしまったソラでしたが、その後、別の形で運命的な出会いをするのでした。こんなときどうする?自分が輝くために友人を陥れるとは、ひどすぎますよね。今回のソラは、婚活パーティーで失敗してしまいましたが、一方のクロハもとんでもないしっぺ返しに合うことになります。自分が結婚するために友人を出し抜こうとする女性……、あなたならこんなときどんな対処をしますか?(MOREDOOR編集部)(イラスト/@モナ・リザの戯言)※本文中の画像は投稿主様より掲載許諾をいただいています。※作者名含む記事内の情報は、記事作成時点のものになります。
2023年04月12日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第137回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その47をお届けします。1.甘えられる相手を探す男【結婚引き寄せ隊】vol. 137それは30代から40代の男女が集まる婚活パーティに参加したときのこと。その日は、どちらかというと男性は40代のほうが多いようで、女性は30代と40代が半々といった年齢層になっていました。定番の自己紹介からスタートして、ひとりずつと顔を合わせていったときに、自己紹介カードの好きな異性のタイプの欄に“包容力のある女性”と書いてある40代半ばのサラリーマンの方と対面。最初の自己紹介はだいたい時間が短く、仕事や趣味といった差し障りのない話ですぐ終わることが多いなか、「仕事ばかりしてきまして…」と話す私に、その男性は「自立してる女性っていいですよね」とこちらを気遣うような発言も多く、好印象でした。でも、フリータイムで、さっそくその男性からふたりで話したいと言われ、会話していると、だんだん違和感を覚えてきたのです。「できれば毎日膝枕して癒してほしい」だとか、「ボクがしてほしいことをなんでもやってほしい」だとか、いろいろな話を総合すると、どうやらその男性は女性に“甘えたい”様子。その男性は、自立した強そうな女性を長年かけて探しているそうで、なんだか私は頼れそうだと思われたのでしょうか…。初対面から、自分の理想像を全力で当てはめて寄り掛かろうとする年上男性なんて、無理です。有り難いのかどうなのか困惑しながら、これは器の小さい私の手に負えそうもないなと、その場限りのご縁となったのでした。2.むりやり関西弁の男それはシングルが集まる婚活飲み会に参加したときのこと。少人数での飲み会だったこともあり、慌ただしく自己紹介をすることもなく、落ち着いた雰囲気のなか、和気あいあいと会は進んでいきました。飲み会も半ばに差し掛かった頃、参加している男女の出身地の話になり、その会では偶然ほかの参加者は関東地方の出身者ばかりのなか、関西出身は私だけ。それに気を遣ったのか、それともいつもそういったアピールをしているのか、関西に少しだけ住んだことがあるという話をしてくれた男性がいました。出身地の話をするまでは普通にみんなと標準語で会話をしていたのに、そこからその男性は、なぜか関西弁に。しかも、“なんちゃって関西弁”なので、ところどころイントネーションが妙なところがあり、いちいちツッコンでもいいのか初対面で距離感も難しく、対応に悩むところ。最初は私をはじめ参加者のみんながとまどっていたものの、そのうちその男性の妙な関西弁にも慣れてきて、飲み会も盛り上がっていきました。関西弁を話す男性は、女性からの人気も高いらしく、そういった場で関西弁を話すユーモアのあるところも好ポイントだったのかもしれません。とはいえ、最終的にはその場以降、誰ともご縁はつながりませんでしたが、いろいろな男性がいるんだなと充実した1日になったのでした。3.やる気のない男それはながらく彼氏のいない私を心配した女友達が、「いい男性がいるよ」と、紹介してくれるという話になったときのこと。指定された場所に行くと、ちょっと小洒落た居酒屋といった雰囲気のところでした。ウキウキして早めに到着してしまい、ちょっと恥ずかしいなあと思っていたら、紹介するといわれていた男性と一緒に女友達が登場。当時はイケメン好きだった私の好みを知っていた女友達のおかげで、好み通りのイケメン男性を連れてきました。ついうれしくなってテンションが上がり、けっこうおしゃべりしてしまった私でしたが、後になって思えば相手の男性はそんな勢いに押されているようで、質問したら答えるけれども自発的にいろいろ聞いてくることはなく…帰宅後、連絡先を交換したものの、その日以降いっさい連絡はありませんでした。紹介されるということは相手の男性も彼女を探しているんだろうな、と勝手に思っていたものの、女友達によくよく話を聞いてみると、仕事に夢中になってずっと独り身の私を心配して、実はそれほど恋人探しに興味がないシングルのイケメンを無理やり連れてきちゃった、ということでした。がーん。だからか、相手はまったく盛り上がっていなかったのは。女友達の気持ちもわからなくもないし、でも最初から無理筋だったなんて。まあ、あんなイケメンが相手にしてくれるわけないか、とひたすら落ち込んだのでした。婚活していると、普段はあわないような出来事にも遭遇することがあります。最初からうまくいかなくても、七転び八起きできっと、いい恋ができるはず! みなさんの未来が素晴らしいものでありますように。文・かわむらあみり©Tom Werner/Getty Images©Prostock-Studio/Getty Images©mihailomilovanovic/Getty Images
2023年04月07日もし40歳で妊活を始めたら……?大人気マンガシリーズ、今回はハルさん(@haru_natsu20220101)の投稿をご紹介!「40歳で妊活始めました」第16話です。【前回までのあらすじ】看護師として働く40歳のハルさんは、結婚や妊娠を諦めかけていました。しかしパートナーができ、結婚を前提に付き合います。生理の遅れに気付いたのがきっかけで、妊娠が判明。ハルさんはその後、意を決して妊娠の報告をし……。まさかの反応が……!驚いたものの……彼氏は前向きな反応で……なぜかオナラをしてしまう彼氏に、笑いがこらえきれないハルさん。しかしその後、病院に向かったハルさんに、思いもよらない現実が待ち受けていて……。
2023年03月13日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第134回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その46をお届けします。1.さっきと聞いた話が違う男【結婚引き寄せ隊】vol. 134それは30代の男女が集まる婚活パーティに参加したときのこと。最初の自己紹介タイムでは、女性は着席のままで男性だけ順番にとなりの席へと移動していく、いわゆる回転寿司タイプのスタイルでパーティがスタート。このスタイルだとひとりの持ち時間が3分ぐらいしかなく、なかなかじっくりアピールすることが難しいなか、前のめりで話を聞くスーツ姿の男性のことが強く印象に残りました。それは、おたがいに名前を言って挨拶したあと、交換したプロフィールカードの「趣味」の部分を見て、その男性は即座に反応したからです。趣味欄に、そのとき私は映画鑑賞・アート鑑賞と書いたところ、男性も「僕もものすごく映画が好きで、展覧会に行くのも好きなんですよね!」と言ってきました。趣味が同じだと話も合うと思い、男性のプロフィールカードの趣味欄を見ると、あれれ? 「スポーツ観戦」と書いてあります。「スポーツがお好きなのでは?」とたずねると、「なんか気恥ずかしくてスポーツって書いちゃったんですが、本当は映画とアートが好きです」という返事。時間もないため、その場ではその回答を流して、次々訪れる男性と自己紹介をしていきました。その後、フリータイムになって、偶然その男性と他の女性の会話が耳に入ってきたのですが……「趣味が料理なんですね、僕も料理が趣味なんです!」とその男性が女性にアピール。その女性は私と同じようにプロフィールカードに目を落とし、一文字も料理と書いていないことを確認したのか、「書いてないじゃないですか」と怪訝そうな顔をして、その場を去りました。心の中で「さっきと聞いた話が違うなあ」と思いましたが、たぶんその男性は相手に気に入られたいから、とりあえず趣味に着目して同調しているのだろうと推測。それだけ婚活に意気込んでいるのかもしれないけれど、すぐバレるウソは命取りになるなあと思ったのでした。2.“普通”のハードルが高い男それは婚活サイトで出会った40代前半の男性とふたりで会うことになったときのこと。こちらの理想とする条件とも合い、向こうも私で良いと思ってくれて、何度かメールのやりとりをしたあと、実際に合う約束をしました。待ち合わせ時間の5分前にカフェに到着すると、すでに待っていたその男性は、笑顔で迎えてくれました。たわいもない話をしながらも、いよいよ本題といえる「将来はどんな家庭を持ちたいか」という話題に。「僕は“普通”の家庭を持てればそれで十分なんです」と言う男性に、「たとえば、具体的に奥さんに望むことって何なんですか?」とたずねると、「やっぱり毎朝“普通”に和食を用意してくれるとか、家に帰ったら“普通”にお風呂を沸かして待っててくれるとか……」という話が。いろいろ話をつっこんで聞いていくと、なんだか昭和の家庭のようなイメージを理想としていることがわかりました。ライフスタイルは人それぞれですし、人によって思う“普通”がどういうことなのかは異なるはずなのですが、この男性が考える「普通の奥さん像」には私はなれそうにないな、と思い、理想が固まっている場合はなかなか難しいなと実感。私にはハードルが高い“普通”の条件だったので、その日以降、男性とは会わなくなったのでした。3.なぜか前カノの話ばかりする男それは30代後半から40代前半の大人の男女が集まる婚活飲み会に参加したときのこと。参加したメンバーはみんな職業も年齢も異なるものの、それなりに恋愛も経験して、「あとは結婚するだけ」という人たちでした。そこでは妙にマウントを取ってくるような人物もおらず、落ち着いてじっくり会話しながら飲むという、マイペースで過ごせるような飲み会で、思わず参加者もお酒が進んで飲みすぎてしまうことも…。すると、向かいに座っていたトレーナー姿の男性が、涙ぐみ始めました。まわりは「どうしたの?」となぐさめていると、「実は別れた彼女のことがまだ好きで…」と言う男性。どうやら同棲していた彼女に振られたばかりで、泣き上戸になってしまった男性は、そこからえんえんと前カノのことばかり話し始めます。がんばって新しい出会いを探そうと婚活飲み会に参加したものの、やっぱり心の奥底では未練たらたらだったその男性に、なんと言っていいかわからず、とりあえず「復縁できるといいね」と応援して終わりました。いったい、何の時間だったんだろう…と思いながらも、生きていればいろいろあるよね、と納得できたのでした。婚活していると、いろいろな男性や場所に遭遇することもありますよね。そのうちきっと、いい恋がつかめるはず。みなさんの恋もうまくいきますように。文・かわむらあみり©Yellow Dog Productions/Getty Images©DjelicS/Getty Images©Allen Simon/Getty Images文・かわむらあみり
2023年03月08日婚活中にじっとしていては、せっかくのチャンスも手に入りませんね。自ら動いて、出会いの女神を味方につけることが必要です。今回星座別の「婚活が上手くいく星座ランキング」を占ってみました。■第3位:みずがめ座様々な人との出会いを、緊張せずに楽しめてしまうみずがめ座さん。婚活についても色々なシチュエーションを経験したいため、恋する男性のタイプも多様でしょう。その結果、あなたの婚活がどんどん活性化していくのです。■第2位:しし座見た目の華やかさや積極的な行動で、目立ってしまうしし座さん。婚活の場では男性側の注目を集め、あなたの魅力的なパワーに引き寄せられていくでしょう。あなた自身が婚活を楽しむことで、恋愛のチャンスが拡大します。■第1位は...第1位は、さそり座のあなた。婚活で知り合った男性たちに、丁寧に向き合おうとするさそり座さん。その一途さがお相手に伝わり、婚活が上手くいきやすいのです。じっくりと恋を育んでいこうとするあなたの姿勢は、婚活のお相手を真剣な気持ちにさせるでしょう。(ライター名/Mika)(ハウコレ編集部)
2023年02月17日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第132回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その45をお届けします。1.必ず微妙に遅刻する男【結婚引き寄せ隊】vol.132それは20代から30代のお酒好きな人たちが集まる飲み会に参加したときのこと。何回かの席替えがあったのち、柔らかい雰囲気でニコニコしている30代の男性と隣同士になりました。その男性とは何気ない会話をしただけだったものの、同じテーブルについた男女で意気投合して、このメンバーだけで今度飲みに行こうという話に発展。約束の日はメンバーの休日に合わせた日程ということもあって、スタート前から到着した人もいて、ほとんどの人たちがスタート時間に集合するなか、少し経ってからあのニコニコ男性が遅れて到着しました。とはいえ、遅れてきたのも15分ぐらいで、そのときはそんなに気になりませんでした。とくにそのメンバーの誰かにときめくようなこともなく、この日もお開きとなりかけた頃、なぜかニコニコ男性に「また会える?」と聞かれ、可もなく不可もなくという印象だったのでとりあえず会うことに。しかし、ふたりで会う約束の日、ニコニコ男性は約束の時間にまだ現れません。連絡しても留守電になり、電車で地下にいるのかな、それとも……などと思いながら、先にカフェに入って待っていました。約束の時間から20分ほど経った頃、「いやあ待たせたね〜」と、ニコニコしながら男性が到着。モヤモヤしながらも、結局、最後まで「ごめん」の一言もありません。なんだかテンションが下がり、結局、お茶だけして帰宅。思い起こせば、最初の飲み会のときから遅れてきた男性がいたけどあれはニコニコ男性でした。その後の少人数飲み会にも遅れてきたし、今回も。大幅に1時間以上遅れることはないものの(いや、そんなには待ちませんけどね)、毎回、微妙に遅刻してくるルーズさが嫌でこの日限りの縁となったのでした。2.マニュアル頼りの男それは40代を中心とした大人の男女が集まる婚活パーティに参加したときのこと。さすがに出会い目的で恋活を兼ねているような人はおらず、ほとんどが真剣に結婚を考えているような婚活男女が揃い、すぐに「将来の家庭像」の話になるなど、スピード感のある婚活パーティでした。そんななか、「おいしい珈琲とビールが好き」という共通点のあった40代前半のサラリーマンの男性と気が合い、フリータイムで連絡先を交換してもいいパーティだったため、交換して後日会うことになりました。事前に「何がしたいですか?」「どこに行きたいですか?」「食べたいものはありますか?」などと、ちょっと質問攻めにされながらも、会うときの段取りをしてくれているんだな、と思ってなるべく回答し、いざ当日となりました。「に掲載されていた話題のイタリアンのお店です」と紹介され、予約してくれていたお店でランチをした後は、「女性はご飯とは別腹で甘いものが食べたいですよね?」と確認され、スイーツのお店へ。ふと「最低でも3回はデートしましょう」と言うのでなぜかとたずねると、「えっ? なんでも3回で決めるのがルールなんじゃないんですか?」と逆質問される始末。どうやら恋愛マニュアルや定番デートの仕方の記事を読んで、その情報通りに動いている様子でした。自分のためにやってくれていることはとてもありがたいことではあるものの、ちょっとしんどいかなと感じて、結局は疎遠に。決め込みすぎたプランより、心のままに出かけたり、会話したりしたいなと思ったのでした。3.なんでも任せる男それは婚活サイトで知り合った30代後半の男性と、ふたりで会う約束をしたときのこと。おたがいに住んでいる場所から遠すぎず、中間地点にあるちょうどいい駅を出た場所で、午後に待ち合わせをすることにしました。とくに何をすると決めないで待ち合わせたため、「どこに行きますか?」と話すと、「行きたいところでいいですよ」という返事。ぶらぶらと散歩して、ウインドーショッピングをしていると小腹もすいてきて、「そろそろお茶でもしますか?」と話すと、「任せますよ〜!」という返事。通りすがりのカフェに入り、メニューを見ながら何にしようか考えつつ、「何にします?」と聞くと、「なんでもいいですよ、任せます」という返事。「えっ!?」と驚いたら、「じゃあ同じものにしようかな」というではありませんか。あれーっ? なんか無気力なのかそれとも人任せタイプなのか…と思うようになり、結局最後までこの男性は“お任せします”ばかりの男性でした。自己主張が激しすぎても大変ですが、まるで自分の意思のないようなお任せばかりも大変です。いや、こっちには興味がないから、テキトーに過ごしていたのかもしれませんが、なんともいろんな男性がいるもんだと溜め息をついたのでした。婚活していると、仲良くなれそうな男性、仲良くなりたくない男性がわかってくることもあります。なんでもまずは行動のみですよね。みなさんの恋もうまくいきますように!文・かわむらあみり©Ugur Karakoc/Getty Images©ProfessionalStudioImages/Getty Images©JackF/Getty Images
2023年02月13日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第129回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その44をお届けします。1.掛け持ちが激しい男【結婚引き寄せ隊】vol. 129それは婚活サイトで知り合った30代後半のサラリーマンの男性と、初めて会うことになったときのこと。年齢や年収など希望する条件にぴったりで、実際に会ったらどんな感じになるかな? とちょっと期待しながら、待ち合わせたカフェに向かいました。会ってみると、その男性はこちらの話をよく聞いてくれて、「うん、そうだね」などといい感じで相づちを打つこともあり、テンポよく会話が進んでいきます。そうしてほんの少しの時間で、気づくと和気あいあいとした雰囲気になりました。今日はいい日かも、と思ったそのとき、その男性はガッツリと腕時計を見つめて「30分経ちましたね」と、ひとこと。初対面同士の場で、相手の前で時計をガン見するなんて、とちょっと戸惑っていたら、さらに「次のデートがあるんで、そろそろ…」と男性が言い出すではありませんか。はああ?とあ然とする私をよそに、「今日は楽しかった。また会いましょう!」と颯爽と帰ろうとする男性。一気に気分を害して自分の代金を渡し、せめてこっちが先に店を出てやる!と思い、急ぎ足で店を出ました。並行して何人かと連絡を取り合ったり、会ったりするのは、婚活ではよくあることではあるものの、ひとりの持ち時間が30分だなんて。気に入らなかったから早く出たかったのかと思いきや、その後もまるで何事もなかったようにしっかりと連絡をよこしてきた男性でしたが、即サヨナラしたのは言うまでもありません。2.自称ワイルド系の男それは30代から40代が集まる婚活パーティに参加したときのこと。大人数のパーティだったこともあって、男性がひとりずつ席を移りながら自己紹介をしていく“回転寿司”のような時間もあっという間。ひとり5分ずつの自己紹介を20人ぐらい聞いていくわけですが、正直なところ、最初のほうに話した男性の内容は、なんとなくしか覚えていません。だからこそ、直感的に「あ、この人いいかも」と思ったときか、何かしらインパクトのある人しか、こちらからは次も話しかけようと思わないのですが…。そんななかで、「ほぼ毎日筋トレしています」と話していた男性が、フリータイムで話しかけてきてくれました。でも、さらにふたりで話していても、「毎日運動するの大変ですね」などと言うと、「ほら、僕ってワイルド系だから、全然平気」という返事が。ワイルド系だから、平気…?というわかるようでわからない返事だけが強い印象に残ったものの、それ以外はまったく惹かれなくて結局そのパーティでは不発に終わったのでした。3.ロン毛自慢の男それは30代の男女が集まる少人数の婚活パーティに参加したときのこと。少人数なので、ひとりずつとゆっくり話すことができます。さっそくひとりめから、個性あふれる男性に会いました。30代前半のその男性は、あごのラインぐらいまである髪型で、アパレル関係の仕事をしているとのことでおしゃれな印象。男性でも長髪が似合う方も多いですし、仕事柄そのあたりは自由らしく、おしゃれにこだわりがあるのも本人の楽しみのひとつですよね。とはいえ、婚活の場に来るには、まだ年齢的にも早そう。ひやかしとは言わないまでも、婚活ではなく恋活か?と思いながら話していたら、趣味の話に。その男性は「身なりには気を遣っている」という話のなかで、高価なトリートメントを愛用していて、ヘアケアには時間を割いているとのこと。髪をなびかせて、「ツルツルなんですよ」と、自慢げです。うーん。もし結婚して子どもができても、子どものお世話より自分のケアに時間をかけそうだな…と勝手に想像。しかもあまり結婚への本気度が伝わらず、結局のところご縁はありませんでした。婚活していると、普段会わないようなタイプの男性に出会うこともあります。そのなかで、未来を築ける素敵なパートナーが見つかって、みなさんの恋愛がうまくいきますように!文・かわむらあみり©freemixer/Getty Images©GaudiLab/Getty Images©Peathegee Inc/Getty Images
2023年01月04日アイドル、俳優、アニメなど、「推し」の存在が心の支えになっている方も多いかもしれませんね。「推し」がいることで、毎日楽しく過ごせるもの。しかし、推し活にはそれなりに時間もお金もかかってしまいます。結果として、恋愛に費やすエネルギーがなくなってしまう方もいるようです。今回は、推し活と恋活を両立させるコツをご紹介します!■ 彼氏がいる友達と話す「もともと『彼氏なんかいらない!推しがいれば幸せ!』ってタイプだったので、同じ価値観の子とばかり遊んでいました。そんなとき、彼氏のいる友達に会って恋愛の話をしたら、焦りも生まれて自然と恋活に力が入るようになりました」(31歳女性/接客)推し活をしていると、同じ価値観の人と話すことが多くなります。推し>彼氏という価値観のなかにいると、いつまでも恋活に本腰が入らないかも……。そんなときは、彼氏がいる友達と話してみて!普段は口にしない恋愛話によって、スイッチが入る可能性があります。また、新しい出会いを紹介してもらえるかもしれません。■ 理想のタイプをハッキリさせる「彼氏が欲しくても、男性を推しと比べてしまうので、なかなか好きな人ができなかったんです。でも、理想のタイプを考え直したら、周囲にも気になる男性がいることに気づけました」(25歳女性/事務)異性の推しがいる方のなかには、推し=理想のタイプという方もいるでしょう。そのため、理想のハードルが高くなってしまっている方もいます。結果として、周囲の男性を恋愛対象として見れなくなり、チャンスを逃している可能性があるのです。ご自身のなかで、恋人を作るならどんな人がいいか、今一度整理してみてください。要素はたくさんあると思うので、優先順位をつけるといいでしょう。「ここだけは絶対に譲れないポイント」に合致した男性を探してみて。■ 支出の割合を考え直す「私はハマるととことんやらなきゃ気が済まない、オタク気質なんです。推しのグッズや握手会のために、支出のほとんどをあててきました。でも30歳を過ぎてさすがに恋愛しなきゃヤバいと思って、ファッションやメイクなど自分に使うお金を増やしました」(33歳女性/経理)推し活には、出費がつきものです。そのため、ファッションや美容が後回しになってしまう女性も多いみたい。また、金銭的な余裕がなく、飲み会など出会いの場に参加できない方もいるでしょう。推しのために使うお金と、自分のために使うお金の割合を少し考え直すといいかもしれません。「毎月これだけは自分に使うお金」と分けてお金を管理するのがおすすめ!■ 推し活も恋活も両立させよう!推しの存在は、毎日の癒やしであり、かけがえのないものであるはず。ご自身のアイデンティティに近い方もいるでしょう。しかし、推し活を理由に恋愛をやめる必要はありません。少しでも「恋愛を楽しみたい」と思うのなら、その気持ちも大切にしてみて。工夫次第で両立できるはずです!(和/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年12月29日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第127回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その43をお届けします。1.ひたすら待つ男【結婚引き寄せ隊】vol. 127それはお見合いパーティに参加したときのこと。私が入っていた結婚相談所では、いわゆる1対1での昔ながらのお見合い形式で相手を紹介される場合と、結婚相談所の入会者だけが参加できるお見合いパーティも開催されていました。ネットで見つけた合コンやカジュアルな婚活パーティにふらりと行くよりも、会員だけのパーティとなると、いまさら「恋愛だけしたい」というタイプはおらず、結婚への本気度も高くて身元もしっかりしていて安心感はバツグン。そのパーティはあるおしゃれなレストランを貸し切って行われ、食事をしながらいろいろな参加者と自由に会話が楽しめるものでした。そこで知り合った30代後半のサラリーマンの男性と連絡先を交換し、当日はお互いに「今日はありがとうございました」というメールをやりとりして終了。その後、たわいもないメールを送ったら、すぐに返信が来て、マメな人なのかなと思っていたのですが…。こちらが忙しくなって連絡をしないと、向こうからはいっさい連絡がありません。もう興味がないのかと思い様子見で連絡すると、以前と変わらぬテンションでふつうに返信がきます。ただ、その後も、連絡しないと連絡をよこさない男性。あるとき、なぜそちらから連絡しないかたずねると、「そういえば」と初めて気づいたふうに返事をして、「待つほうが性に合ってるから」と言うのです。うーん。ひたすら待つ男性って、なんだか疲れる…結局連絡するのもおっくうになり、自然消滅したのでした。2.電話が好きな男それは30代が集まる婚活パーティに参加したときのこと。プロフィールを書いたカードを交換しあって、自己紹介タイムを過ごしていたら、「人と話すことが好き」という男性と会話することになりました。その男性は営業職の仕事をしているそうで、もともとコミュニケーション能力が高いわけではなかったけれど、日々社内外のいろいろな人たちと交流を持つようになるにつれ、だんだんと人と話すことが面白くなったのだとか。口ベタな私は、「スゴイですね」という感想しか言えなかったものの、それが逆に気に入られてしまい、「今後もふたりで会いましょう!」と押されて連絡先を交換したのですが…。その男性はとにかく電話が好きで、仕事中でも、時間ができたら電話をかけてきます。最初は驚きつつ応えていたものの、メールでも済むようなどうでもいいことでも、必ず直接話したがるため、だんだんと重荷になって次第に電話があると憂うつに。好意は有り難くても、相手の時間を気にせず、おしゃべりしたがる男性は合わないなあと思ったのでした。3.ギャップがありすぎる男それは20代と30代の男女が集まる飲み会に参加したときのこと。シングルの男女が集まっているために、それぞれの好きなタイプや過去の恋愛話などをざっくばらんに話すようなフランクな会でした。お酒が入ると、どんどんテンションが上がって声が大きくなっていくゴキゲンな男性がいる一方、ずっと静かにお酒を飲み、まわりの話に聞き入っている男性も。その聞き役になっている男性は、つまらなそうにするでもなく、まわりに引っ張られてテンションが上がるわけでもなく、時折「そうだね」と絶妙のタイミングであいづちを打ちながら、場になじんでいました。おとなしそうだけど、頭の回転は速そうな印象。丸いメガネをかけて、地味な服装のその男性が気になり会話してみると、こちらの質問になんでも応えてくれます。今日はなんで参加したのかをたずねると、「友達に誘われたから」と即答。フットワークが軽いから、誘われたら断ることはほとんどないという話を聞いていたら、その男性の友達から「こいつめっちゃ遊んでるから気をつけてー!」と忠告が。遊んでるように見えない…と思いながらも、その男性にたずねると、「彼女は欲しくないけど遊ぶ女の子はいっぱいいるよ」とこれも即答。まったく遊び人に見えない風貌なのに、ギャップがありすぎてびっくりしました。その男性は自分のことを包み隠さず話すため、かえって潔さまで感じましたが、だからといって遊び人だと隠さない相手に惹かれるわけもなく、それっきりに。婚活していると、さまざまなタイプの男性に出会います。そのなかで、自分に合った素敵なパートナーが見つかって、みなさんの恋愛がうまくことを願っています!文・かわむらあみり©Anna Peisl/Getty Images©mihailomilovanovic/Getty Images©Westend61/Getty Images
2022年12月12日結婚はしたいと思っているのに、なかなか婚活する気にならない……。婚活しなくても結婚はできるかもしれませんが、婚期が遅れてしまったり出会いがなかったりする場合も。すぐに婚活を始める必要はなくても、婚活のやる気が起きない理由を知っておくことは大切です。そこで今回は、「婚活に積極的になれない女性」の共通点をご紹介します。■ 考えすぎてしまう婚活に積極的になれない女性の共通点として、考えすぎてしまっていることが挙げられます。「〇〇だったらどうしよう」と、結婚に対する不安ばかりが浮かんできてしまっている状態です。先のことをいろいろと考えることも大事ですが、考えすぎてしまうとなにもできなくなってしまいます。結婚はたしかに大変なこともありますが、それ以上に幸せなこともあるはず。ポジティブなことを考えると、婚活に前向きになれるかもしれません。■ 周りにバレるのが恥ずかしい「婚活するのは恥ずかしい」と考えてしまっている女性の一定数います。婚活をしなくては結婚できない人と周りの人から思われるのに抵抗があるのでしょう。結婚相談所にいるとこを見られたり、婚活アプリを使っているのを知られたりするのを恐れてしまうようです。しかし、結婚するために努力しているのだから、本来なにも恥ずかしがる必要はないはず。また、個人情報をしっかり守ってくれる結婚相談所やアプリを使えば、周りにバレるリスクを下げることもできるでしょう。■ 婚活している男性が苦手婚活をしている男性に対して苦手意識をもつ女性も多くいるようです。相手の男性とは初対面なので、どうしても怪しく見えてしまうのでしょう。また、たしかに詐欺や危険な恋愛に巻き込まれるリスクもゼロとは言えません。しかし、今や婚活サイトやアプリはメジャーなものになってきたので、利用者は一般の安全な男性が大半でしょう。安心しすぎるのもよくありませんが、まずは少し話してみて相手を知ろうとするのも大切です。■ まずは調べてみよう!婚活は、必ずしもやらなければいけないことではないし、しなくても結婚できる場合もあります。しかし、するとしないとでは、結婚できる確率は大きく変わってくるでしょう。いろいろと調べてみれば、自分に合った婚活が見つかるかもしれませんね。(菊乃/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年12月04日婚活アプリで出会った男性とトントン拍子で交際が進んだものの、同棲後に彼が既婚者であることを知ってしまった文香さん(仮名)。相手を独身だと信じて疑わず、結婚前提で同棲をしていただけに、かなりのショックを受けたそうです。30代婚活女性が、独身と偽ってきた交際相手にどんな制裁を下したのか、ご紹介します。「離婚するから待って」と懇願する彼「彼が既婚者であることがわかり、じっくり話し合いを進めると、『必ず離婚するから待ってほしい』と言い出しました。そして彼から、妻との間に子どもがひとりいることや、妻がメンタルの不調を理由に仕事を辞めてしまったので、すぐに離婚するのは難しいと言われました。彼の境遇に同情はしましたが、だからといって、独身と偽って私と同棲していることは許せる話ではなく…。その後も、しばらく彼と一緒に暮らし続けましたが、仮に彼が離婚したとしても、大きな嘘をついていた彼を許せる自信がありませんでした。それに、“そもそもそんな男と結婚しても幸せにはなれない”という結論に至ったので、私は彼に制裁を下すことにしたんです」彼の妻にコンタクトをとり、彼を引き取ってもらうことに彼との別れを決断した文香さんは、彼に「家から出て行ってほしい。別れたい」と告げたそう。しかし、彼はなかなか別れ話に応じてくれず、家から出ていく様子もなかったため、文香さんは次の手段に出ます。「彼の妻の連絡先を調べて、直接連絡をしました。メンタルが不安定とは聞いていましたが、私も彼と暮らしていくのはもう限界だったんです。なので、妻に事情を話し、彼を引き取ってもらいたいとお願いしました」彼の妻に実際に会った印象を「メンタル不調には全然見えませんでしたし、私と彼が同棲していると知っても怒ることはなく、『うちの夫が迷惑をかけて申し訳ない』と平謝りでした。法的には、私は“不倫をしている立場”だったので、謝られたのはとても意外でした」と、文香さんは振り返ります。そして、妻は責任をもって彼を引き取ることを約束。その言葉通り、1か月後には文香さんの家に彼を迎えに来て、嫌がる彼を無理やり連れて帰ってくれたそうです。「彼の妻と何度も電話で打ち合わせをして、彼が私のところに戻ってこないよう、最大限の協力をしてくれました。本当は彼に慰謝料を請求したい気分でしたが、奥様が私に全面的に協力してくれたことや、私に不倫の慰謝料を一切請求しようとしてこなかったことから、私も穏便に解決できるよう努めました。今は平穏な日常を取り戻せましたが、心身ともに疲れてしまったので、しばらく婚活はお休みしようと思っています。婚活に焦っていたから、相手の素性をよくチェックしないで同棲に進んでしまったんだと反省しました。今は婚活よりも自分の好きなことをして、自然な出会いがあればいいなと願っています」とんとん拍子に物事が進んでいるように見えても、とんでもない落とし穴が隠れていることもあるようです。文香さんのケースでは、彼の妻の理解ある行動によって穏便に解決できたことが、不幸中の幸いだったのかもしれません。©PonyWang/Puttipat Aneakgerawat/gettyimages文・並木まき
2022年11月24日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第125回は、思いがけない相手に好意を持たれて、行き過ぎた行動をされて「ゾッとした」という女性たちのエピソードをお届けします。1.気づくと後ろにいる恋活や婚活、職場など、さまざまなところに出会いのもとがあります。自分が思いを寄せることもあれば、逆に、思いがけない人が自分に好意を寄せていたということもありますよね? そんな思いがけない相手に好かれ、さらには行き過ぎた行動にゾッとしたというひとつめは、“気づくと後ろにいる”というお話。Aさんは、出会いを求めて、婚活パーティに参加しました。そのパーティではフリータイムが多く、自由に会場にいる男性たちと会話することが可能。がんばってパーティに参加したものの、Aさんはどちらかというとおとなしい性格で、なんとか男性たちと挨拶まではできても、そこから先はほぼ聞き役にまわっていたそうです。パーティも半ばに差し掛かった頃、Aさんは、どのグループの男性と話していても、振り返ると必ず後ろに立って一緒に話を聞いている男性の存在に気づきます。最初は「偶然かなあ…」と思っていた、Aさん。でも、トイレに行って会場へ戻ろうとしたときに、なんとトイレの前でその男性がAさんを待ち伏せ。唖然とするAさんと目が合うと、ニヤッと笑って、Aさんの後ろをついてくるのです。怖くなったAさんは早足で会場へ戻りましたが、他の男性と会話していても、やはり後ろにいる男性。間に割って会話に入るでもなく、積極的にAさんに話しかけてくるでもなく、ただただ後ろに立って、ジッと見つめてくる男性に「心底ゾッとした」というAさんなのでした。その後帰宅するときは、何度も後ろを振り返りながら帰って、すごく疲れたそうです。このときはその場だけの出来事で済みましたが、初対面同士でどんな人がいるかわからないため、用心するに越したことはありません。2.なぜか住所を知られていたBさんは、転職したばかりの会社に早く慣れようとがんばっていました。婚活の女友達同士で集まったときは、同世代の男性はいるけれど恋愛対象になるような人がいないと嘆いていたBさん。だから、プライベートではやはり婚活しなきゃという話をしていました。でもあるとき、Bさんが職場の飲み会に参加した際、同じ部署の男性とツーショットになる機会があったのだとか。その際、「仕事には慣れた?」と聞かれて「なんとか」と応えながらも、次に「に住んでたら、出勤するときも電車が混んでるよね?」と、具体的な町名まで言われたそうです。話しながら、どこに住んでるって話したかな…? と記憶を辿っていたBさん。すると、その男性は「住んでるのってマンションでしょ、オートロックなのかな?」などと、聞いてきたそう。ギョッとして、「なんでそんなこと聞いてくるんですか!?」と聞き返すと、ちょっと聞いただけだろと逆ギレされたのだとか。怖くなって、飲み会では一気にテンションが下がったそう。後日職場の別の女性に相談したところ、その男性は、毎回新しく入ってきた女性の住まいや好みを本人やまわりの人たちに探りを入れて調べたり、時間があるときは女性の帰宅時についていったりするような人だそうです。本人は、職場に来た新しい人を守るためにやっている、という謎理論を展開していたらしいのですが…。Bさんは、上司から男性に注意してもらい、その後は踏み込みすぎるプライベートの詮索はなくなったのだとか。でも何も非はないBさんは、なぜか居心地が悪い感じがして、結局はその職場もやめてしまいました。その男性はギリギリのところで話が通じる相手だったのかもしれませんが、ストーカー気質の男性には、くれぐれも気をつけたいところです。3.勝手に仲が良いと言いふらすCさんは、ご両親がお酒が好きだったそうで、自分自身も大人になると自然と飲むのが好きになったという女性。趣味のジョギングでは、毎日同じところを走っていると顔見知りもできて、飲むことが好きなので男女問わずわいわい集まって飲むことも多いのだとか。とはいえ、仕事が多忙になると飲み会までは参加できないときもあり、久しぶりに集まりに出てみると「今日来てないけどくんとイイ感じなんだって!?」と、その日は不参加だったジョギング仲間の男性の名前を言われたそうです。まったく身に覚えのなかったCさんはすぐ否定したものの、仲間内でふたりが噂になっていたのは、その男性が勝手に「Cさんと仲が良くて付き合うかも」と言いふらしていたことが判明。その後いろいろな人たちの話をまとめると、彼が一方的にCさんに好意を寄せていたために、他の男性を寄り付かせないようにした話のようでした。好意を持つのはいいとしても、本人にまったくその気がないときに、一方的に親密ぶりをアピールされて困惑したCさん。直接その話を男性に確かめると、「え? だって、俺たちもう付き合ってるようなもんでしょ」と、まるで付き合うことが当然というように悪びれもなく迫られ、怖くなったそうです。結局Cさんのほうからジョギングコースも変え、飲み会にも行かなくなりました。なんだか腑に落ちない結末ではありますが、ちょっと違う感覚の相手とは、距離を置くのに越したことはありませんよね。望まない人物に好かれてしまったら、すぐに離れて、安全地帯に居たいものです。次こそ、心から安心できる素敵な恋ができますように!文・かわむらあみり©LittleCityLifestylePhotography/Getty Images©South_agency/Getty Images©Jamie Grill/Getty Images文・かわむらあみり
2022年11月16日「試しに1年間婚活をしてみて、出会いがなかったら1人で生きていこう!」とネット婚活を始めた漫画家の作者。恋愛経験がない数学者の男性と出会い、お付き合いを始めるなかで、作者の“結婚”に対する考え方も変わってきて…?SNSで話題のエッセイ漫画『漫画家と異星人 漫画家が婚活で数学者と出会った話』から、さまざまな視点で結婚をとらえた人気エピソードをご紹介します。結婚観の違い漫画家の作者はネット婚活で出会ったのは、価値観のまったく違う数学者の男性でした。「すぐにでも結婚したい」と考える彼に対して、作者は“1人で生きていく”覚悟も決めていました。彼は「彼女いない歴=年齢」で…デートを重ねて、「相手をもっと知りたい」という思いから付き合い始めた2人。彼にとって初めての恋人であると知り、責任の重さを感じるのでした。人と関わるのは難しい…もともと1人でいるのが好きだった作者。彼との交際が始まってからも、「1人でいるほうが楽」だと感じることも…。自分の言動でイヤな空気になってしまうかもしれない…と思いながらも、彼と向き合おうとし始めます。一緒にいても“1人になれる”彼を自宅に招いたものの、漫画の締め切りに追われていた作者。おうちデートのはずが、各々の作業に取り組むことに。彼と一緒にいても「1人でいることってできる」と、新しい発見があったのでした。結婚に対する「意識の差」付き合い始めて3か月でプロボーズされ、結婚を決めた作者。しかし心がまだ追いついてなくて…。結婚を希望する「意識の差」をまざまざと感じて、戸惑いが隠せません。「結婚」って重たいもの?結婚を決意し、お互いの親に挨拶もすませた2人は、ついに婚姻届を提出することに。結婚は、お互いの人生を左右する決断。しかし作者の心は不思議と軽く、自然と笑顔があふれたのでした。価値観の違う二人が歩んだ結婚までの道のりと、笑顔の絶えない夫婦生活を描いた『漫画家と異星人漫画家が婚活で数学者と出会った話』。理想の恋愛や結婚の形は人それぞれです。新しい出会いを求めているなら、先入観にとらわれず一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。Profileことり野デス子/漫画家・イラストレーターSNSを中心にコミックエッセイを更新中。広告、挿絵、研究図解なども描く。なれそめエッセイ『漫画家と異星人漫画家が婚活で数学者と出会った話』のほか、猫エッセイ『ねこのふくらみ』など。作/ことり野デス子
2022年10月28日ネット婚活を始めた漫画家の作者は、恋愛経験がない数学者の男性と出会います。数学にしか興味がない風変わりな印象を受けますが、彼との出会いをきっかけに、作者の人生は大きな転機を迎えることに…。二人の出会いと結婚までの道のりを描いたエッセイ漫画『漫画家と異星人 漫画家が婚活で数学者と出会った話』から、作者が衝撃を受けた彼の人気エピソードをご紹介します。“異星人”みたいな彼漫画家の作者はネット婚活を通して、数学者の彼と出会い、デートを重ねるようになります。しかし彼は、自分とは違う世界で生きている“異星人”のような人だったのです。数学者なのに“割り勘”の計算ができない作者が考える数学者のイメージとは全然違う彼。初デートのお会計で「割り勘の計算はできない」という彼に、謎が深まるばかり…。好きな女性のタイプは地球規模!?婚活アプリで“相手への希望条件”をまったく気にしていなかった彼。好きな女性のタイプも考えたことがなかったみたい。自分の気持ちよりも地球を優先する、スケールの大きすぎる答えが返ってきます。愛用の腕時計は100均!服や持ち物には、かなり無頓着。デート中に時間を尋ねたところ…「毎日5時間ずれていく」という100円の腕時計を使い続けていて、作者を驚かせます。押し入れには“15年分”のレシートが彼の自宅に行ったときにも、驚きの出来事が。“思い出”として大量に溜め込んだチケットとレシートを発見。あまりの量に、作者も唖然としてしまいます。“花瓶”でプロポーズ少しずつ関係を深めていた二人でしたが、付き合い始めてまさかの3か月でプロボーズ!しかも普通の花束じゃなくて、なぜか“花瓶”をプレゼントされてびっくり。結婚指輪のにおいを…無事に結婚が決まった後も、彼の行動は予測不能なことばかり。結婚指輪を見に行くときにも事件が!?なぜか指輪のにおいを嗅ぎ出して、周りを驚かせました。まるで“異星人”のような彼と結婚するまでの道のりを描いた『漫画家と異星人 漫画家が婚活で数学者と出会った話』。価値観が違う人間同士だからこそ、新しい発見があったり、人生が豊かになったりするものですね。Profileことり野デス子/漫画家・イラストレーターSNSを中心にコミックエッセイを更新中。広告、挿絵、研究図解なども描く。なれそめエッセイ『漫画家と異星人漫画家が婚活で数学者と出会った話』のほか、猫エッセイ『ねこのふくらみ』など。作/ことり野デス子
2022年10月21日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第121回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その41をお届けします。1. まるで別人のようになる男【結婚引き寄せ隊】vol. 121それは婚活パーティに参加したときのこと。フリータイムがメインのそのパーティでは、誰かに人気が集中するということもなく、どの人もみんなそこそこいい感じで、男女ともに和気あいあいとしていました。そこで知り合ったサラリーマンの男性と後日、ふたりで会うことに。約束した時間の10分前にカフェへ到着。店内を見回しても、あのサラリーマンの男性らしき姿が見当たりません。しばらく待つか……と思ったとき、後ろから呼びかけられて振り向くと、ツルッツルに光る素材に派手な刺繍の入ったスカジャンを着た男性がいます。「僕もいま着いたところなんですよ」と言われハッとして、よく顔を見ると、先日のパーティで会ったサラリーマンの男性でした。パーティのときに「仕事帰りです」と言ってその男性はビシッとスーツ姿でカッコよくキメていたのですが、カフェではちょっとヤンチャ風味の普段着だからか印象がまったく違って、一瞬とまどったのです。スカジャンにTシャツ、幅が太すぎるデニムのジーンズにはジャラジャラとたくさんつけられたチェーンが。なんていうんでしょうか、ウォレットチェーンの重ね付けファッションというものでしょうか、狭い店内を歩くたびに「ジャラジャラ……」と音が鳴って注目される始末。パーティで会ったときとは、まるで別人のような服装の男性と会話していても、あまり内容が頭に入ってきません。好みのファッションは人それぞれなのでどんな服装でもいいですし、最初から普段着だと印象も違うのでしょうが、スーツ姿とのギャップがありすぎて、自分も初対面と差がありすぎる格好は気をつけようと思ったのでした。2. やさぐれ感満載の男それは婚活サイトで出会いを探していたときのこと。婚活アプリもそうですが、相手の希望年収などを入力すると、理想に合う条件の男性が表示され、そこからやりとりを始めることができるのが便利です。そのとき理想的な条件の誠実なタイプの男性を探していたら、いい感じの男性を見つけました。顔写真が掲載されている人とない人がいたのですが、その男性は最初から掲載していて、それは写真館でちゃんと撮影したのであろう、自然な笑顔で清潔感にあふれている写真でした。何度かメッセージのやり取りをしていくうちに、実際に会うことになり、仕事帰りに食事でもという話だったので、お店の前で待ち合わせ。でも、約束の時間になってもあの写真らしき清潔感ある男性が現れず、少し時間を過ぎたところで電話をしてみるとちょっと離れたところにいたやさぐれた風貌の男性が携帯で応答しています。しかも、どうやら私と電話しているのはその人のようで……。あれっ?写真と全然違うと思いながらも、お店へ。写真と実物が違うことはまあまあ婚活ではある話とはいえ、「清潔感」の3文字がどこかへ行ったような首のあたりが伸びたロンTにシワシワのパンツという風貌に一気にテンションはダダ下がり。「デスマーチ続きで」と言いながら、徹夜も多くてと語るエンジニアのその男性。長い付き合いの間柄ならまだしも、せめて初めての食事のときぐらいは、もうちょっと服装に気を遣ってよ……と早々に帰宅したのでした。3. 距離感がおかしい男それは合コンに参加したときのこと。30代半ばから40代の男女が集まったその場では、みんないい大人ということもあって勢いで飲みすぎるような人もおらず、ちょびちょびお酒を飲みながら、落ち着いた雰囲気で過ごすことができました。でも、遅れてきた男性が来てからは一転。営業職だというその男性は、やたらと声が大きい。元気なのはいいのですが、落ち着いて飲んでいる場の空気が読めないのか、マイペースでガンガンひとり語りを始めました。さらに隣になったときには、突然肩をグッと抱き寄せてきて鳥肌ゾゾゾッ! すぐに手を払いのけて離れましたが、私に限らず、隣に座った女性に対しての距離感もおかしいのです。「なぜか彼女ができない」と言う男性ですが、そりゃそうだろうなあ……という感想しか出てこないのでした。婚活していると、いろいろなタイプの男性に出会うことがあります。思いがけないタイプの男性に出会っても、いつかはきっと素敵な男性に出会えるはずです!文・かわむらあみり©Jordi Salas/Getty Images©AHPhotoswpg/Getty Images©HD91239130/Getty Images
2022年10月05日全10話でお送りする「婚活HISTORY〜11個上のう◯こ編〜」婚活中のナナが出会った年上メンズとのエピソードをご紹介します。■1■2■3婚活バーで当たりのメンズに出会えるのはかなり嬉しいですよね!しかし、ナナの理想の年齢とはかけ離れているみたいで、このまま飲み友達になってしまうのか?原作・作画:ノガノナナ文:ハウコレ編集部
2022年09月16日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第119回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その40をお届けします。1.ほぼ出張している男【結婚引き寄せ隊】vol. 119それは婚活サイトで出会いを探していたときのこと。商社に勤めているという30代後半の男性とテンポよくメールのやり取りが進み、「今度は実際にランチでもどうですか?」ということで、初めてふたりで会うことになりました。普段は国内出張だけではなく海外出張も多く、忙しくしているため、まったく彼女を作るような暇はなくて40目前になってしまったという男性。他の業界はどんな業務内容なのかまったく知らないわたしは、その男性が忙しいなかで婚活していて、「貴重なプライベートタイムを割いてでも会いたいと思ったので」という言葉に喜んでいました。初めてランチをした際は、ほぼおたがいの仕事の話ばかりをしてしまい、次は具体的に将来の家庭像についても話しましょう、ということでその日は別れたのですが……。その後、男性からのメールの返信が滞るようになってきました。たまに返信が来ると「ちょっと海外にいてバタバタしていました!」などと、遅れてくる返信にはだいたい「の出張準備で立て込んでいて」とか、「これから1か月へ行ってきます」などと、突然いつもほぼ出張となった男性。多忙アピールが続き、次の約束どころか連絡も途絶えがちになり、ある日気づくと、その婚活サイトから男性は退会していました。唖然としつつも「ほぼ出張していた」というわりに当初マメにメール確認や返信がきていたことを考えると、忙しくて婚活できず退会したのではなく、会ってみたらタイプじゃないから疎遠にしたか、並行して会っていた別の女性のほうに決まった率が高そう……。婚活は無情な闘いであることを再確認したのでした。2.酒を飲まない男それは少人数で参加するプチお見合いパーティに参加したときのこと。30代や40代の男女が集まり、会場は落ち着いた雰囲気で、ゆったりとお見合いパーティが進行していきました。参加者全員の自己紹介タイムも終わり、何人かと会話するなかで、40代前半のサラリーマンの男性と意気投合。フリータイムでも、その男性の物腰の柔らかい雰囲気に安心感を覚え、最終的にマッチングして、パーティの後にふたりで晩ごはんを食べに行くことになりました。ただ、事前に食事の場所を決めていたわけではないため、近くにあった居酒屋に入ることに。その男性は職場の男性率が高く、出会いがないためにお見合いパーティに参加したそうで、「男が多いから飲みにいくことが多くて」と言っていたのですが……。いざ店に入り、「やっぱり最初はビールですよね?」とたずねると、「そうですよね、どうぞご自由に飲んでください」という返事。ご自由にとは?と聞き返すと、「僕、まったく飲めないんです」とのこと。会社の飲み会でも、「ずっと水を飲んでいます」と言って、一緒にいるときも水ばかり飲む男性。「ウーロン茶でも飲みますか?」と確認すると、「いえ、僕はお水で十分です」となぜかそこだけ妙に水だけしか飲まないとキッパリ断言するのです。だったら、居酒屋ではなく、カフェでお茶したほうがよかったんじゃあ……と思いつつ、さらに目の前で水だけを飲む男性にテンションが下がってしまい、その後は二度と会わず。水を飲んでもいいけど、事前にその情報を伝えるか、たまにはお茶を飲むぐらいの柔軟性はほしいよなあとぼんやり思ったのでした。3.すぐ家に誘う男それはシングルの男女が集まる飲み会に参加したときのこと。飲み会も半ばとなってきて、お酒のせいかどんどん声が大きくなってくる参加者たちのなかで、ずっとしらふのときと同じトーンで黙々とお酒を飲んでいる男性がいました。わりあい静かにお酒を飲みながら参加していたわたしは、酔っ払って大盛り上がりになる男女を横目に、黙々と飲んでいる男性に話しかけてみることに。「酒が強いから酔わないんだよね」と言う男性は、黙々と飲んではいるものの、おしゃべりは好きな様子。しばらく会話していたら、「ふたりで家飲みしよっか?」と言う男性。え?と聞き返すと、「家飲みのほうが落ち着いて話せるから出よう」と誘ってくるのです。初対面でいきなり家飲み!?と思っていたら、その空気を察したのか、だいぶん間があった後に「…なーんてね!」と笑いながら席を立ってトイレに行った男性。これで誘いに乗っていたらすぐお持ち帰りするのが常なのかもなあ、と思いながら、席を移動して最後まで他の参加者と賑やかに飲んで飲み会は終わったのでした。気づくと男性はいなくなっていましたが、果たして同じように家飲みに誘った女性と消えたのか、収穫なしでひとりで帰ったのか、謎です。婚活していると、さまざまなタイプの男性に出会うことがあります。なんとなく雰囲気に流されて変な恋愛をするよりも、「この人!」というとっておきの男性と素敵な恋ができるといいですよね。文・かわむらあみり© Johner Images/Getty Images© DjelicS/Getty Images© urbazon/Getty Images
2022年09月07日長い間付き合っていた彼氏もいないし婚活していたわけでもないのに、早めにサクッと結婚する女性っていますよね。反対に、早いうちから結婚を意識していたのにまだ婚活中という女性も。いったい、どうして彼女たちはすぐに結婚ができたのでしょう。今回は、「サクッと結婚する女性」に共通する特徴についてご紹介します!■ 言いたいことはすぐ言う言いたいことを言わずに我慢している女性は、彼思いで優しいですよね。しかしそのせいで、結婚が遠のいてしまっているのかもしれません。女性側が言いたいことを言わないと、男性だっていろいろと言うのをためらってしまうかも。結婚についての大切な話し合いができずに、だらだらと交際が続いてしまいます。言いたいことはなんでも言えるような、フランクな関係が理想的ですね。■ 恋愛経験が多くない「早く結婚する=恋愛経験が豊富」だと思っていませんか?たしかに、学生時代から長く付き合っている彼がいる女性は早く結婚するかもしれません。しかしそうでない場合は、あまり恋愛をしてこなかった女性の方がサクッと早めに結婚することが多いようです。恋愛経験が少ないので、「別れて次の彼氏へ」という考えが浮かびにくいんだとか。「せっかく付き合えた彼氏だから別れるなんて考えられない」という意見も。■ 結婚に執着していないできるだけ早く結婚したくて、彼氏に「いつ結婚するの?」と聞きたくなるときもあるでしょう。しかしあまりにも結婚に執着してしまうと、かえって婚期が遅れる場合があります。彼がプレッシャーを感じてしまい、結婚について考えたくなくなってしまうかも。また、付き合う前の男性に「なるべく早く結婚したいんだよね」とアピールするのもオススメできません。自分の考えを言うことは大切ですが、彼を急かすような言い方は避けましょう。■ 焦らなくて大丈夫!早めに結婚できるかどうかは、運やタイミングも大きく影響しています。「なんで結婚できないの……」と悩まずに、気楽にチャンスがくるのを待ってみるのもオススメ。落ち着いて自分を客観視することで、なにかヒントが見つかるかもしれませんね。(中野亜希/ライター)(愛カツ編集部)presented by愛カツ ()
2022年08月18日婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりがお届けするコラム【結婚引き寄せ隊】連載第117回は、婚活していると出会う“男性”についてのエピソードです。なかでも、いまでも印象に残っている「婚活男性3選」その39をお届けします。1.グチしか言わない男【結婚引き寄せ隊】vol. 117それは30代から40代の男女が集まる婚活パーティに参加したときのこと。アラフォーの男女が多い婚活会場は落ち着いた雰囲気で、自己紹介からパーティはスタートしました。それぞれの参加者との自己紹介タイムはスムーズに進行。なかでも、「仕事ひと筋でプライベートの時間がなく出会いがない」と話していたサラリーマンの男性と意見が合い、その次のフリータイムではふたりで話すことになりました。ただ、仕事ひと筋の男性ということもあって、仕事の話がメインに。その男性はこちらの仕事にはあまり興味がないようで、とにかく“俺の話を聞いてくれ”と言わんばかりの、自分語りが続きます。次第には、「残業が多くて本当はもうやめたいんだよね…」と言い出し、職場のグチが始まりました。早くこの場を抜けて別の人と会話したい! と思いながらも、なかなか立ち去るタイミングを与えてくれません。まさか婚活パーティの場でグチを聞かされることになるとは思わず、意気揚々と出かけてきたテンションはすっかり冷めてしまいました。その後フリータイムが終了したためやっと解放されましたが、初対面の相手にグチをこぼすなんて、だから相手が見つかりにくいのかもと思ったのでした。2.暗がりに行きたがる男それはシングルの30代の男女が集まる飲み会に参加したときのこと。とくに結婚したい人を集めた飲み会ではなかったため、どちらかというと「彼がほしいな」「もしいい人がいれば」「人脈作りのため」など、みんなの参加理由はバラバラです。結婚相談所のお見合いやガチ婚活への参加が続いていた私は、たまにはちょっとカジュアルな場にも出向くことがあり、このときもそんなモードになっていたときでした。参加している男女も、肩に力が入りすぎない感じで、和やかに飲み会は進みます。飲み会の時間も半分が過ぎた頃、ちょっと酔っ払ってきた参加者の声が大きくなったり、それぞれの席から笑い声が聞こえたり、賑やかな時間が続いていました。そんなとき、たまたまずっと同じテーブルについていたひとりの男性から「本当は酒が弱いのに楽しくて飲み過ぎた。一緒に外の風にあたりに行かない?」との誘いが。実際、ちょっと足元がふらついていたので付き添おうと思いついていくと、ドアとは逆に向かうその男性。なぜか店の中で照明が届かない暗い階段の裏へ行きたがります。「どこ行くの?」と聞いてもニヤけるだけの男性にうんざりし、怖くなってすぐに飲み会の席へ戻りました。ちょっと酔いがさめたのかバツの悪そうな顔で、その後席に戻ってきた男性。ドアと間違って暗がりへ行ったのか、何か話そうとして行ったのか、結局会話していないため真相はわかりませんが、へんな絡み方をする男性はないなと思ったのでした。3.趣味にハマりすぎる男それは婚活サイトで出会った男性とふたりで会うことになったときのこと。もともとプロフィールのところに、仕事や趣味などが書かれてあったので、だいたいはどんな人なのかわかっていたつもりでした。ある昼下がりにカフェで待ち合わせ、おたがいにコーヒーを飲みながら、話していると…思っていたよりも、その男性は趣味にかける気持ちが強過ぎることが判明。山登りが趣味だというその男性は、生活費のほとんどを山登りに使っていました。毎週末、「山登りに行く」という男性は、山登り費用はもちろん、山登り用にワゴン車までローン購入。嬉々として山の話をしながら、「結婚相手は山登りに理解のある人がいい」など、毎週末山へ行くことが前提となっている話が繰り広げられ、あぜん。これはまだ落ち着くつもりはないし、結婚しても苦労しそうだなと思い、その後はパッタリと会わなくなったのでした。婚活していると、いろいろなタイプの男性に出会うことがあります。ひとりが合わなくても、次には良い出会いがあることも! みなさんの未来に幸あれ!!文・かわむらあみり©SDI Productions/Getty Images©Sergey Nazarov/Getty Images©Artem Peretiatko/Getty Images
2022年08月12日貴子さん(仮名)は30代半ばまで不倫を繰り返していましたが、婚活開始をきっかけに不倫相手との関係を清算。しかし、その後、過去の不倫が想像もしなかった形で婚活に影響を及ぼしたと言います。今回はメンタル心理カウンセラーの並木まきが、貴子さんの悲劇的な体験をご紹介します。30代半ばまで結婚願望がなく、自由な生活を好んだ「35歳くらいまで自分でもびっくりするほど結婚願望がなくて、周囲の友人たちが結婚していってもなんとも思わなかったんです。でも、35歳を過ぎた頃に急に子どもが欲しくなり、“そろそろ私も婚活しなきゃいけないな”と考えるようになりました。20代の前半から付き合ってきた相手がほとんど既婚者で不倫ばかりしてきたのも、結婚願望がなかったからです。結婚を視野に入れずに付き合える既婚者との付き合いのほうが気楽だったんですよね。それに私は年上男性とばかり不倫してきたのですが、同世代の男性より経済的に恵まれている人が多く、デートやプレゼントが豪華だったことにも満足していました」過去の不倫では“ドロ沼状態”となり別れたことも…「今までに4人の人と不倫をしてきました。どの人ともそれなりに長く付き合っていたのですが、ときには相手の家庭に知られてドロ沼状態になったこともありました。慰謝料を請求されて払ったこともありますし、相手の男性の妻と直接話して揉めたこともありましたね」「既婚者なら、結婚を視野に入れずに付き合える」という考えで不倫を繰り返してしまったという貴子さん。35歳を過ぎて婚活を始めてからは「二度と不倫はしない」と心に誓い、それ以降は既婚者の男友だちと2人で会うことも辞めて、婚活に集中したと言います。アプリで知り合った婚活相手にガチ惚れしたが…貴子さんは婚活のために数多くのアプリに登録し、少しでも「いいかも」と思う相手とは積極的に会うことにしていたそうです。そして、婚活を始めて半年が経過したときに、アプリで出会った相手にガチ惚れ。相手も貴子さんに好意を抱いてくれたことから、すぐに「結婚前提での交際」へと発展したと言います。ただ当初は、いい関係を構築していけていたそうですが、ある日変化が訪れます。「ある日、彼の様子が明らかにいつもと違って“なんか変だな”と感じたんです。それまでは私に会うたびに嬉しそうにしていたのに、その日を境にデートをしていても暗い表情が増え、私に笑顔を向けることも減りました。でも“何か悪いことをしたのかな”と思い返してみても、まったく心当たりがなくて…。変だなと悩みつつも、“本人にたずねるほどのことでもないし”と思い、特に私から聞きだすことはありませんでした」その頃から、恋人に結婚の話をしても気乗りしない返事が返ってくることに、貴子さんは不安を感じるようになったそう。不倫をしている人のなかには、「結婚願望がない」という人もいるようです。しかし、結婚願望の有無に関係なく、既婚者との交際は許されるものではありません。「結婚する気がないんだから、既婚者と付き合ってもいいよね」と安易な気持ちで不倫の世界に足を踏み入れると、その後の人生において、その代償を払うときが必ず訪れるでしょう。©yamasan/recep-bg/gettyimages文・並木まき
2022年07月09日アラサーオタクちけさんの結婚に至るまでの実体験をご紹介。アラサーオタクのスピード婚活とは...?■第21話ポッキーの日を迎えたちけはゆうひくんと過ごすのを楽しみにしていたけどゆうひくんは忙しくて・・・。オタクのイベント前は一緒に過ごすのは難しいのかも!?原作・作画/明桜ちけ
2022年06月09日全20話にわたり、アラサーオタクちけさんの結婚に至るまでの実体験をご紹介。アラサーオタクのスピード婚活とは...?■第20話ポッキーの日を迎えたちけはゆうひくんと過ごすのを楽しみにしていたけどゆうひくんは忙しくて・・・。オタクのイベント前は一緒に過ごすのは難しいのかも!?原作・作画/明桜ちけ
2022年06月09日■第4話全20話にわたり、アラサーオタクちけさんの結婚に至るまでの実体験をご紹介。アラサーオタクのスピード婚活とは...?前回の婚活構想からの第一歩として、ついに彼氏作りのために行動し始めたちけ。デートのアポ取りに成功したものの、ここからどう進展していくのでしょうか?果たして告白は成功するのか...!?原作・作画/明桜ちけ
2022年05月31日■第3話全20話にわたり、アラサーオタクちけさんの結婚に至るまでの実体験をご紹介。アラサーオタクのスピード婚活とは...?前回の婚活構想からの第一歩として、ついに彼氏作りのために行動し始めたちけ。デートのアポ取りに成功したものの、ここからどう進展していくのでしょうか?果たして告白は成功するのか...!?原作・作画/明桜ちけ
2022年05月31日今回から20話に渡り、アラサーオタクちけさんの結婚に至るまでの実体験をご紹介します。アラサーオタクのスピード婚活とは...?■第1話(1)
2022年05月30日リアル・モンスターワイフ、再び
シリーズ・モンスターワイフ
実録・ポジティブな離婚