朝ひとりで起きて、ひとりで会社に行って、仕事が終わったらひとりで牛丼屋で飯を食って、ひとりで真っ暗な部屋に帰って淋しい淋しいと鳴くしかない(泣くというより鳴く)。
だから基本、元カレは淋しいからあなたに復縁を迫ります。
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女子が元カレに復縁を迫るケースだって、淋しいという感情が先に立っていることがあるはずです。でも女子はよく言われるように「別れ=角を曲がって元カレが見えなくなる」ことのほうが多いでしょうから、まあ淋しい以外の感情ゆえに復縁を迫るのかもしれませんね。
このへんの女心は、それに詳しい女性の作家さんにでも機会があれば説明願うとして、今回は男心について述べますので、先を急ぎます。
■ ■復縁できるケース・できないケース
復縁できるケースは、これは言うまでもなく男女ともにおなじような温度感・湿度感で淋しいという感情を抱いており、お互いに復縁したいと思っているケース。
これで復縁したとして、ふたたび別れることになるのかならないのか、というのは、彼が心を入れ替えて真剣に生きるようになればうまくいく。淋しさの呪縛から彼が解放され、「今度こそ、彼女のことを傷つけない、彼女のことはおれが守ってみせる」