2019年10月21日 14:45
20代女子が抱える漠然とした不安や淋しさの正体とは?
たとえば、いまステキな風が吹いてもそれに気づかない。あるいはステキな花のにおいに気づかない。空が青いことに気づかない。
なにか美味しいものを食べていても「え?うん、美味しいけど、それがなにか?」と言う。
少し強い言い方をすると、「五感が死んでいる」んですね。
「言葉」はつねに過去で、「感じる」はつねに今だから、五感が死んでいる人とは、今を生きていない人だといえます。
「今」を「感じる」つまり、せっかくもって生まれた五感に働いてもらう……。
漠然とした不安や淋しさにとらわれている人は、これができていないのです。
■ おわりに
漠然とした不安や淋しさのやっかいな点は、どこに行こうとなにをしようと、それがついてくるところにありますね。
気晴らしに友だちとお茶していても、あなたの漠然とした不安や淋しさはあなたについてくるでしょう?
「ちょっと家に置いて出かけるわ」というわけにはいかないでしょう?
だから、漠然とした不安や淋しさを抱いている人は、ホントに苦しんです。
誰かわたしの心の火を消してよ!もうなにをされても怒らないから、とにかく早く消して!……これがホンネでしょう。