2019年10月21日 14:45
20代女子が抱える漠然とした不安や淋しさの正体とは?
です。
たとえば、一流の音大を卒業して、世界で演奏活動をしたいと思っていた女子がいます。
その人は、コンクールに落ちまくって、結局、大学卒業後、地元に戻ってピアノの先生をすることになりました。
世界的に有名なピアノ演奏家の道を、なかば閉ざされてしまったわけです。
彼女は「こうありたい自分」と「今の自分」との差異に葛藤します。
それだけならまだ救いようがあるのですが、彼女は「世界的な演奏家になれなかった自分(つまり今の自分)」を隠すようになりました。
彼女の心を、漠然とした不安と淋しさが襲います。
やがて彼女はピアノの先生を辞めて、コンビニに行くとき以外は自室に引きこもるようになりました――――――
というのが、おそらく誰もが理解しやすいであろう「葛藤・隠蔽」の正体なのです。
■ 隠さないようにするには
もっと一般的な女子を例に挙げるなら、受験に失敗した過去を隠す、いじめられていた過去を隠す、お父さんがいなかった過去を隠す、お父さんに甘えたいと思っていた自分を隠す、彼氏にフラれて追いすがった過去を隠す……
などなど、隠すことが、漠然とした不安や淋しさをあなたの胸に運んできているのです。