子ども時代に両親にあまり構ってもらえなかったり、ないがしろにされていた過去があったりすると、自分を必要としてくれる人がいるということが特に嬉しく感じます。
初めてダメ男と出会った時には「こんなに私を求めてくれる人がいるなんて」という驚きとともに恋に落ちます。
そして、次からはその時の感覚が中毒のようになり、無意識のうちにでも自らダメ男を探して引き寄せてしまうことも。
そしてまた出会いがあった時、ダメ男だと分かっていても、あの必要とされる状態を求めて付き合ってしまうのです。
■ 「私しか無理」に酔う
「私がいないと」よりも更に上を行く、「こんなダメ男、私しか無理でしょ」という訳のわからない優越感。
彼がダメ男であればあるほど「こんなにダメな彼を理解できるのは私だけ」という気持ちが芽生え、その状態に酔ってしまいます。あまりにダメな彼の場合、実は「他の女性にとられる心配がない」ということも、魅力に感じてしまうのです。
■ その人が好きなワケじゃないのかも?
こうして見てみると、その人そのものが好きというより、必要とされている状況にこそ惹かれているという場合もありそうです。