2019年12月27日 19:30
そんな男とまだ付き合うの?…「不毛なモノ」を捨てる簡単なコト#16
例えば得られるのは笑顔だったり「ありがとう」という言葉かもしれません。相手から何も得られなくても究極的には何かを贈るには、受け取ってくれる相手がいないことには成立しません。関係性を終えたとしても、それはあなたの何かを失うことではなく、与えることができた自分に出会えるということ。また、不安や苦しみ、重い気分というコントラストを体験したおかげで、望みもクリアになっていきます。それは経験を学びとして「今こんな風に生きたい」という願望を得たということ。
支払ったものは何も無駄になっていない。逆に得るものがたくさんあった。そんな視点に立って初めて「もし時間もお金も失っていなければ、今ここでどんな決断をする?」と問いかけます。
最後に私がお守りにしている『ニーバーの祈り』をお贈りします。
神よ、変えられないものを受け入れる心の静けさと、変えられるものを変える勇気と、その両方を見分ける英知を与えてください。
今年も大変お世話になりました。どうぞ良いお年を!
土居彩
編集者。東京の薪割り暮らしを綴るブログ 『東京マキワリ日記、ときどき山伏つき。』 株式会社マガジンハウスに14年間勤め、anan編集部、Hanako編集部にて編集者として、広告部ではファッション誌Ginzaのマーケティング&広告営業を務める。