2022年3月27日 18:00
顔面マヒで入院から…孤独を脱した「人とつながる新しいカタチ」
コロナ禍で行動が制限されて、一喜一憂。在宅勤務になったという人もいるかもしれません。孤立しがちな状況でも、人とつながりたい。でも、人間関係の面倒くささはしんどい。感染も予防したい。そこで、人付き合いのプレッシャーがないけど孤独じゃない、世界も広がる。そんなオンライン上で生まれる上手な人間的距離についてルポします。
突然のコロナ禍で自由に行動できず、人間関係、住む場所、仕事の進めかたや時間の過ごしかたを見直された方もいらっしゃるかもしれません。
私の場合は、東京から地元へUターン。それで、ちょっとなんか寂しいなぁとも思っていたんです。
人付き合いって難しい。
とはいえ、新しい人間関係を築こうとガシガシ向かうパワーはありません。適度な距離感を保てる、自分に合った人間的距離を大事にしたい。コロナ禍というのもあるけど、そもそも人間関係って難しいから。
厚生労働省の調べでも、個人的な理由で仕事を辞めた人の理由として、「職場の人間関係が好ましくなかった」が女性の1位、男性の2位だといいます(令和3年上半期雇用動向調査の概況―厚生労働省より)。
わかるな。
さらに私の場合、1年ほど前に顔面マヒになって緊急入院したんです。