子どものことが大好きで、家庭を大事にしている人でも、不倫に走ってしまう男性がいます。有紀子さん(仮名・32歳)の夫も、我が子を愛しながら、ほかの女性にも愛を注いでいたことが発覚。仲睦まじかった家族の関係は、どのように変化したのでしょうか?今回は夫の不倫に気づいたきっかけについて話を聞かせてもらいました。
「子ども好き」の夫に惹かれて結婚
「夫の昌夫(仮名)は私の1歳上。一流企業に勤めているのですが、それをまったく鼻に掛けない人でした。
付き合う前から、“子ども好き”を公言。デート中に小さい子どもの姿を見ると、表情を穏やかにして優しい視線を注ぐんですね。そんな優しそうなところに惹かれて結婚しました。
1年後には女の子を出産。夫はとにかく喜んで、溺愛していました。たくさん写真を撮って、暇さえあればスマホを取り出し、写真を眺めていましたね」
カバンから出てきた怪しい封筒
「娘が3歳になった頃です。夫が職場の飲み会に参加し、珍しくかなり酔って帰ってきました。手にはお菓子を持っていて、娘と一緒に食べると言うんです。
ただ、娘は熟睡中。私が『起こさないで』と言うと、彼は不貞腐れて『ひとりで食べる』と言い、お菓子の袋を開けたんですね。