2022年11月30日 20:45
夫のキス現場を目撃… アメリカで不貞行為に走った「不倫夫の残念な結末」【後編】
弁護士さんの回答は、“難しいかもしれない”とのことでした。アンナの国籍はアメリカであり、その州の法律などに従うことになるだろうと。しかも、アメリカなどでは、不倫をした時点で夫婦が破綻していると見なされる場合が多く、慰謝料が発生することが少ないそう。
そういった説明を聞き、アンナへの慰謝料請求は断念。私と息子は日本に帰国し、記入済みの離婚届を提出しました。
駿介はというと、不倫の事実が会社に知られたことで、強制帰国となりました。アンナの近くにいたかったはずなのに、結局離れ離れになったのです。アンナから慰謝料をもらえないのは残念でしたが、少しすっきりしました」
“海外赴任先で夫に不倫をされた女性の結末”をご紹介しました。
国境を超えた恋愛にロマンチックさを感じますが、所詮は不倫です。不誠実な愛が、幸せな結末で終わることはないのです。
©Vasily Pindyurin/xijian/gettyimages
文・塚田牧夫
サレ妻から怒涛の復讐を受けるだけでなく過去の不倫もバレてしまって…身を滅ぼした35歳歯科衛生士が迎えた「散々な顛末」【後編】