恋愛情報『さすがにもう限界…毒親に追い詰められた36歳女性がするべき「苦渋の決断」』

さすがにもう限界…毒親に追い詰められた36歳女性がするべき「苦渋の決断」

けれどもそれは立場が逆ではないでしょうか。娘の幸せを願うのが母親であり、そもそも自分の娘を追い詰めるような言動をするべきではありません。

もちろんたまの愚痴や弱音くらいは聞いてあげたいですが、自分がいっぱいいっぱいの時にまで無理をする必要はないし、散々依存した挙句に「あんたはお母さんがいなくても平気なんだ」などと責めるような発言をする母親に対して、自身の身を守るために一線を引くことを「親不孝」とは言いません。先述したとおり、子は親の所有物ではないからです。

繰り返しますが、相談者さんは自分の人生を優先していいんです。

お母さまが一刻も早く過ちに気づき、反省して、娘に寄りかからず自分の足で立ってくれますように。そのためにも、相談者さんはこれ以上の無理をせず、母親のために自分を犠牲にしないでください。筆者紹介
安本由佳 作家 / 婚活サポート・結婚相談所経営
慶應義塾大学法学部卒。
2016年〜2020年まで東京カレンダーWEBで執筆し「二子玉川の妻たちは」「私、港区女子になれない」などのヒット小説を生み出す。著書に、婚活に悩む女子200名に取材して執筆した「不機嫌な婚活(講談社文庫)」

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