もう夫婦関係の修復は不可能でした… 30代サレ妻がくだした「怒りの制裁」【後編】
不倫の証拠を突きつけて…
「夫が出張と偽って出かけた数日後。その日は、藤島さんにベビーシッターの依頼をしている日でした。
私は藤島さんと話をするつもりで仕事を休み、子どもを実家に預け、自宅で待機。時間になってやって来た藤島さんは、すぐに様子がおかしいと察したようで、いつもの穏やかな表情を、サッと険しくさせました。
私は藤島さんをリビングのソファに座らせ、自分のスマホを差し出しました。
先日の夫のスマホを覗いたときの、藤島さんとのLINEのやり取りを撮った写真を見せたんです」
逆ギレするベビーシッター
「私が、“これはなに?”と尋ねると、藤島さんが肩を震わせ始めました。そして、顔を紅潮させ、“あなたが悪いんです”と言ってきたのです。
“家庭を顧みていない”と言い、“彼はいつも不満を漏らしている”と言ってきました。私が産後早々仕事に復帰したことを良く思っていないとのこと。さらに、“夫婦生活にも満足していない”“子どものことを一番理解しているのも私だ”と、まくしたてるように言ってきました。
それを私は、いたって冷静に、どこか冷めた感情で聞いていました。逆に藤島さんはだいぶ混乱していたようなので、その日はそれ以上問い詰めることはせず、帰ってもらうことに。