「結婚はないな…」男性が一瞬で冷める「彼女がもっとも言ってはいけない一言」
将来的にはマンションを持ちたいと思うも、頭金はどうすんだ。
だから、結菜は婚活することにした。稼ぎのいいのパートナーを探せば一発解決。結婚はコスパがいいってネットニュースで読んだ。
パートナーの条件をあれこれ挙げてみる。
まずは安定年収。その次に、なんでも結菜に賛同してくれる寛大さ。年は5歳差以内で、身長175センチ以上。
外見はバッチリかわいい結菜。メルカリ達人なので洋服コーデも優秀。コリドー街で、すぐ相手をゲットした。メーカー勤務の遼くんは、話し方が穏やかで年収900万越えの塩顔男性。
3度目のデートで告白されてお付き合い開始。驚きの事実が発覚したのは、クリスマスデート中のこと。赤坂の一軒家フレンチで、将来について夢を語ろうと思った矢先。
「あ、俺、今月カード止まってるんだった。
結菜ちゃん、キャッシュある?」
「え、結菜6000円しか持ってないよ」
「大丈夫、そしたらギリ足りるかな。LINEペイは?」
今まで全部ごちそうしてくれてたのに、彼女になったとたん、お金とるの?っていうか、カード止まってるってどういうこと?
「遼くん、ちょっとクレカの明細見せて」
「え〜!恥ずかしいなあ。