「彼を支えられるのは私しかいない」母性本能をくすぐられ不倫に走った38歳社長秘書が辿った「哀しすぎる結末」【前編】
そばで見ていると彼は相当なプレッシャーを日々感じている様子。
心配になった私は『無理は禁物ですよ』『何かあったらいつでも相談にのります』と頻繁に彼に声をかけていたのです。その結果二人で会話する機会が増えていって、匠さんが妻と不仲であると知ることに。徐々に私の中で『匠さんを支えられるのは私しかいない』という気持ちが芽生え始めました」
母性本能をくすぐられた真帆さんは、匠さんに猛アプローチ。間もなく二人は不倫関係に陥ったそう。
「私たちは不倫がバレることをとても恐れていました。社長と秘書という間柄なので、事実が知れるとすべてを失うとわかっていたからです。秘書である私が匠さんのスケジュールを調整して『取引先に出向く』と予定しながらもホテルで密会をしたり、『出張』と言いながらも後から私が合流する形で一緒に旅行したりして周りの目を欺くことに。
毎日のように顔を合わせるため、基本的に私から連絡は一切しないことになっていて。匠さんは主にタクシー移動をしていることもあって、私のスマホの番号をカムフラージュのためタクシー会社の名前で登録。不倫関係が周りに気づかれないよう対策を徹底していました」