「彼を支えられるのは私しかいない」母性本能をくすぐられ不倫に走った38歳社長秘書が辿った「哀しすぎる結末」【前編】
でも、予期せぬ形で匠さんの妻(美鈴さん・仮名・34歳)に不倫がバレてしまいます。
「ある夜、寂しさが募って私は匠さんのスマホに電話をかけてしまいました。すると妻の美鈴さんが出て『夫がタクシーに忘れ物でもしましたか?』と言うじゃないですか。
彼のスマホに私の番号が『タクシー』と登録してあったからです。続けて『どうしてタクシー会社の方が夫の電話番号を知っているんですか?』と疑問を投げかけられて。まさかの展開に驚いた私は何も言わずそのまま電話を切りました」
この時匠さんはそばにおらず、タクシー会社から急ぎの電話がかかってきたと思った妻がスマホに出たのだとか。
自分のせいで妻に不倫がバレてしまって…その時彼が放った驚愕の言葉とは…?
「まずいことになったと思っていたら、翌日彼に呼び出されました。匠さんは『昨日の電話が原因で妻に不倫がバレた』と語ると『もう君とは別れる』と冷たく言い放ったのです。
すかさず私が『妻とうまくいっていないんでしょ?』と問いただすと『たしかにそうだけど、俺は世間体があるから離婚することはできない』と言われて。匠さんが『私のことよりも周りの目を気にしている』と知り…ここでようやく彼に遊ばれたのだと気がつきました」