出産に立ち会った女性の夫を略奪しました…38歳助産師の不倫妻が迎えた「あまりにも虚しすぎる結末」【前編】
夫への愛が薄れゆく中、また誰かに恋心を抱く日が来るなんて思ってもみなくて。彼を特別な笑顔で出迎えたり、何かにつけてボディタッチをしたり、徐々に晴人さんと距離を縮めることに。
芹花さんがトイレに行っている隙に、連絡先に加えて『何かあったら個人的に相談にのります』と書いたメモをそっと彼に手渡しました」
すぐに晴人さんから連絡はなかったものの、それは沙和さんの想定の範囲内だったと言います。
「そう簡単に既婚者の彼が私になびくとは思っていませんでした。でも、ある時期がきたら晴人さんから連絡がくるだろうと確信はしていて。
芹花さんは予定日の前日に陣痛がきて…出産に夫である晴人さんと芹花さんの母(敏子さん・仮名・51歳)が立ち会うことに。もちろん私も助産師としてその場に居合わせて…無事男の子が誕生。
周りは歓喜に包まれて…私自身子どもに恵まれなかったので、芹花さん夫婦を羨ましいと思いながら見ていました」
この後、割と早い段階で晴人さんから連絡が入ったのだとか。
「私が予想していたタイミングで彼から電話がありました。芹花さんと息子はすでに退院しており、現在は自宅で子育ての真っ最中。