一夜限りのつもりだったのに… 30代妻が運命を感じた「不倫相手との出会い」【前編】
仕事を納品したあとも続く連絡
春香さんが、その男性から受注したデザインを全て納品したあとも、男性からは個人的な連絡が頻繁に届き続けたとのこと。内容は他愛もない雑談が多かったそうで、春香さんは特に深い意味を感じることもなく、楽しくLINEのやりとりをしていました。
「その男性はコミュニケーションがとても上手で、夫にはない会話のテンポとセンスを感じて、雑談のやり取りでもすごくワクワクしました。都会的な雰囲気の会話で、その男性と話していると、私までセンスがいい人になれるような気がして。しばらくLINEを続けた頃に、“せっかく仲良くなったので、よかったら食事でもどうですか?”と誘いを受けました。私も彼に会いたいと思っていたので、二つ返事でOKしました」
やましい気持ちなどなく食事に向かった春香さんでしたが、お酒の勢いと相手からの押しに負けて、なんとその夜のうちに男性とホテルへ寄ってしまったとのこと…。不倫をするつもりなんてなかった春香さんは、この日のことを深く後悔しながらも、男性と過ごした時間はとても楽しいひとときだったと振り返ります。
「夫に申し訳ない…という気持ちはありましたが、その男性は私を一人前のデザイナーとして扱ってくれるし、私は気分が良かったので舞い上がったんだと思います。