結婚目前の順調な社内恋愛のつもりでした… 女性が絶望した「ドロ沼の不倫の行方」
しかし、このときの絵里さんの判断が、あとになって大きな後悔を招きました。
帰国した妻は離婚拒否…不倫を責められ窮地に
「しばらくすると、妻が海外赴任から帰国したので離婚の手続きを進めていくと彼から説明がありました。もう離婚には合意しており、残っているのは手続きだけだと聞いていたので安心していたのですが、それからいつまで経っても離婚が成立したという報告がありません。彼を問い詰めてみると、なんと妻が離婚を拒否していて、それどころか高橋さんに探偵をつけて私との不倫関係まで掴んでしまったと言うのです」
高橋さんの妻は絵里さんに対して不倫の慰謝料を請求する準備を進めていて、絵里さんのもとに法的な文書が届くのも時間の問題だと告げられたとのこと。そして妻はあろうことか高橋さんに対して“夫婦円満調停”を申し立て、断固として離婚をしない意思を表明してきたのです。「この頃には、高橋さんは妻との離婚に投げやりになっていて、“仕事にも影響が出るし、こんなに離婚が大変なら、離婚をしないでしばらくは妻と夫婦を続けようと思う”と言い出しました。
“じゃあ私との関係はどうするの?”と聞いたら、“君のことは大好きだし、できればこのままでいたい”と……。