社内で危険人物扱いされています… 友人の婚活をサポートした「30代女性の悲劇」【前編】
誰かほかの人の役に立つような行動は、賞賛されるべきところです。理知子さん(仮名・34歳)も、かつて友人の婚活を応援するようなことをしていたそう。しかし、それが思いがけない事態を引き起こしてしまったと言います。当時どんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。
友人からの突然の電話
「1年前のある日、友人から電話がかかってきました。大学から付き合いのある麻貴(仮名)からでした。麻貴とは、私が結婚する前の20代のころは、頻繁に遊ぶ仲。2年ぶりだったので、近況などを報告し合いました。
そこで、“最近どうしてる?”と尋ねると、“婚活してる”と言うのです。
マッチングアプリや婚活パーティなどに取り組んでいるようですが、うまくいっていないとのこと。そこで、“友だちからの紹介が1番いいって分かったんだ”と言うので、男性を紹介して欲しいのだと察し、友人のためにひと肌脱ぐことにしたのです」
飲み会は荒れ模様に
「職場の男性社員に声をかけ、飲み会をセッティングしました。男性社員は3人。女性陣は、幹事の私と、取引先の会社の20代女性が2人と、麻貴の4人。
居酒屋の個室で開催しましたが、麻貴が仕事で20分ほど遅れることに。