成績は学年ビリ、落ちこぼれ少年の人生を180度変えた出来事~「諦めを知らない男」弁護士・佐藤大和【木曜インタビュー、ただしイケメンに限る】vol.1
それで「サークルはあかんな」と。「でもモテたい!いや、モテたいんじゃない。彼女が欲しい!」みたいな(笑)。そこで、ボランティアサークルだ、と思ったんです。ボランティアなら優しい女性がいるだろうと。
大学に看護学科もあったので、きっと僕みたいなイケてない男性にも、手を差し伸べてくれる女性がいるんじゃないかと思って、献血ボランティアサークルに入ったわけです。
ところがどっとこい、このサークルには男2人しかいなかった!今でも覚えています。衝撃を受けました(笑)。
◎松井くんの情熱に押されて2代目部長に
ボランティアサークルにはすぐに行かなくなりました。部長と副部長に「佐藤くん、おいでよ」って誘われても、「いやいや行かないですよ」って。
そうして半年経ったときに、彼らの引退の時期が来たんです。副部長は松井くんという人なのですが、彼が急に「佐藤くんが引き継がないと、このサークルはつぶれる」と言いました。それを聞いて僕は「別にサークルがつぶれても仕方がない。もともと人数が少ないし」って思いました。
すると松井くんは、僕を三重県の亀山までドライブに連れて行ってくれたんです。で、急に丘の上に立って「お前にこのサークルを託したいんだ!」