即エッチは当たり前!3回寝れば結婚成立?平安時代の恋愛事情【恋占ニュース】
≪ヤッてから決める…驚きの婚姻制度≫
肌を合わせればたいていのことはわかる、と言いますが、それを地で行ったのが平安時代。
前述の藤原敦忠のように、一度ヤッてみて「惚れたー!」となれば、3日間連続で通い続けます。こうなると、晴れて結婚と認められたようです。
確かに「一度寝たら冷めた」という話は現代でも聞きますから、3日も連続で寝たいと思う女性なら、相当肌が合う…というか、惚れるに値する魅力があったということなのでしょう。
≪平安の失恋は「突然音信不通」≫
とはいえ、婚姻届もなく、そもそも一夫一婦制ではなかった時代。飽きたら他の女性に乗り換える、なんてことも簡単にできました。
もちろん面倒な別れ話なんてなく、ただその女性の家に行かなくなるだけ。
ぱったりと来なくなった男性を想い、嫉妬や未練を詠んだ和歌もたくさん残っていることを思えば、そんなのは日常茶飯事だったと思われます。
それを食い止めるため、女性は美しさを磨き、香を炊き、和歌や楽器の腕を磨き続けました。また、これは想像ですが、殿方の心をつかんで離さないため、ベッドでのテクニックも磨いていたかもしれません。
このあたりの“好きな人のために頑張る乙女心”も、現代と変わりありませんね。