泣きたい夜は女性作家の小説を!片思い中のあなたにぴったりの本7冊
とにかくイツキが女子の理想!キュンキュンしてしまいます。
映像化されたので、映画好きの男性が「あ、その本って…」と食いついてくるかも。『図書館戦争』『旅猫リポート』などの著者としても知られる有川浩の作品です。
◎恋と苦悩を描いた永遠の名作
『こころ』(新潮社)
日本が誇る文豪が描くのは、なんとも切ない恋模様。友情よりも愛情を選んでしまったがゆえに起こる悲劇、ねたみや恨みの感情がリアルに描写されているのです。男性人気の高い夏目漱石の作品の中でも、代表作とも言える小説なので、読書家の男性なら読んでいる可能性大。
■号泣必至!じっくり読みたい本
“泣く”のは心のデトックス。くじけそうな夜は、思いっきり泣けるストーリーに浸りましょう。
涙を流しつくしたら、きっとスッキリしますよ。
◎不器用な男女の恋を綴った小説集
『だれかのいとしいひと』(文藝春秋)
人気作家・角田光代の恋愛短編集です。仕事も恋もうまくいかない不器用な主人公たちに「あるある」と自分を重ねること間違いなし。「なんで私はあの人が好きなの?」などと気持ちが煮詰まりそうなときに読めば「あぁ、こういうことか」と答えが見つかる…そんな1冊です。