泣きたい夜は女性作家の小説を!片思い中のあなたにぴったりの本7冊
◎一抹の寂しさを抱える女性の心理
『号泣する準備はできていた』(新潮社)
江國香織による、泣きたいのに泣けない…という人向けの短編集。どの話も主人公が深い悲しみに襲われた瞬間をクローズアップして書かれ、とにかく読んでいて胸が締め付けられます。
テーマは寂しさと孤独。誰もが抱えている悲しみがみごとに表現されていますが、登場人物の強さ、しなやかさにエネルギーをもらえるはず。
■新たな出会いが待っている
新しい世界観や価値観、心に響くセンテンスと出会える読書。何気なく手にした書籍が、あなたの人生や恋愛観を大きく左右するきっかけとかもしれません。本って、それくらい強い力を持っている存在です。
片思いのやりきれない気持ちを昇華し、「あきらめずに頑張ろう」と思える、最高の1冊と出会えますように。