星座が同じカップルの結婚相性って?絆の強さは…【ソウルメイト、運命の人を読み解く】
、悪く言えば「妄想」から“似ている形のもの”を当てはめたにすぎません。
したがって「おひつじ座」を表す時期に生まれた人が、その呼び名のままに“おひつじ”の性質を示すはずがないのです。
それに、天空では、それぞれ30度の間隔で正確に星座が当てはめられているわけではありません。実際、「てんびん座」の範囲は「おとめ座」の半分にも達していなかったりします。つまり、「12星座占い」で用いられている12星座区分が、そのまま“星座象形”を表すものでもないし、ましてや「生まれ月日」の太陽の位置が、それらの星座領域に符合しているわけでもありません。
そういう意味では「おひつじ座生まれ」とか「おうし座生まれ」と呼ぶこと自体、本来は“不可解なこと”でしかないのです。正しくは「おひつじ座=黄径0~30度間」「おうし座=30~60度間」「ふたご座=60~90度間」と、捉え直すべきです。けれども、それではあまりに画一的で情緒を欠くので、現代でも便宜的に黄道12星座の名称を継承し続けています。
それぞれの星座を座標点とした、ホロスコープ上の12区分の帯を、実際には太陽だけでなく、水星・金星・火星・木星・土星など“他の惑星たち”も通過していきます。