占いにも新たな風…オンライン鑑定を始めるためのセミナー「占いエールカンファレンス」レポート
や「占いの鑑定というもの」についてのお話しがありました。
鏡先生いわく、現在は、対面占いはもちろんですが、セミナーなどのリアルイベントも開けないし、物流の問題で雑誌も欠品が多く、WEB系の占いメディアの会社も厳しい状況……と、占い業界は全体的に苦境に立たされているそうです。
その前提のもと、『時代の裂け目に今おもうこと』というテーマでトークを展開。タロットの「死神」のカードや星の世界で言うコロナ(太陽の光冠)の話を通して“時代の裂け目”のイメージを伝え、本題に入りました。
◎オンラインは今の時代の新しい神殿
コロナ=太陽というところからギリシャ神話の太陽神アポロンの話題へ。アポロンは明るく理性的な神ですが、疫病を引き起こす存在であり、同時に疫病を癒す医神でもあるそう。古代ギリシャの英雄たちは神殿にある、信託所と呼ばれる狭く奥まった空間で、巫女の口を通してアポロンの神託を聞いたと言われていますが、これは“こもっている状態”であり、今の“外出できない”私たちと共通点があるのではないか、と。ただし、当時と違って現在はオンラインがあります。
オンラインは、こもっている者同士がつながり合えるツール。