占いにも新たな風…オンライン鑑定を始めるためのセミナー「占いエールカンファレンス」レポート
また、ビデオ通話や動画を使っての占いも進めていると話していました。
◎占いバーの今とこれから
一方、「燦伍」は飲食を楽しみ、希望があれば対面占いを受けられるというカフェ&バー。平日夜の外出自粛要請が出てからは客足が途絶え、4月7日の緊急事態宣言を受けて、やむを得ず休業していると言います。
オーナーの千田さんは「対面鑑定が地上を歩く鳥、オンライン鑑定が空を飛ぶ鳥なら、燦伍は歩く鳥ばかりが集まっている場所です。けれど、地上にはコロナという毒麦がまかれ、食べられなくなってしまいました。飛べない鳥が歩ける空中庭園のような場所が欲しい」とのこと。
◎少しでも明るい状況を作っていくために
新しい取り組みを始めつつある占い館、今後の展開を模索している占いバー……どちらも、とても厳しい状況のようです。そういったトークのラストに「塔里木」の岸さんが鏡先生の言葉を引用し、こんなことを話していました。
「これから風の時代に入り、情報・コミュニケーション・知性に重きが置かれる中で、デバイスやプラットフォームなど占いの届け方が変わったとしても、占いの本質は変わらないと思います。占いは世の中が混乱しているときに人の背中を押したり、少しでもほっとする時間を提供できたりする存在。