女優だからこそ感じる…タロットに秘められたストーリー
ここは、みなさんの頭の中にあるタロット美術館。
重厚な扉を開け、長い回廊を進むと…、数々のタロットが時空を超えて目の前に現れます。
占星術・タロットの日本における第一人者である鏡リュウジ先生と元美大生でご自身でもタロットカードリーディングをされる女優の鈴木砂羽さん。おふたりが、さまざまなタロットカードを挟んで、10回にわたりその絵柄の中に眠る物語を紐解いていきます!
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◎出演者紹介
■鈴木砂羽
女優として数多くの作品に出演。その傍ら「さわにゃんこ」名義でタロットリーディングを楽しむ日々。
■鏡リュウジ
幅広いメディアで活躍し、絶大な人気を誇る心理占星術研究の第一人者。タロットカードの監修や関連書籍の翻訳・執筆も数多く手掛ける。
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【第4回】2大タロットの1つ「ウエイト=スミス版」
前回は、15世紀にタロットが生まれて以降、寓意画の潮流に乗って、タロットが広まっていった頃のお話でした。
今回は、19世紀まで時代を飛び越えます!
鏡先生と砂羽さんの手元にあるのは、前回ご紹介した「マルセイユ版タロット」と並んで、2大タロットとして有名な「ウエイト=スミス版タロット」。