恋愛情報『女優だからこそ感じる…タロットに秘められたストーリー』

2020年11月29日 18:55

女優だからこそ感じる…タロットに秘められたストーリー

鈴木砂羽&鏡リュウジ_タロット美術館_画像4_4


鏡先生:うんうん。

砂羽さん:たとえば、悪役が登場してきたシーンのように見えたり、手前にカップがあって人物が去っていく姿だったり。それから、背景として描かれている太陽も舞台の書き割りに描いてありそうって思ったんです。「戦車」のカードの戦車も、動いていない雰囲気があって、いかにも舞台装置という印象なんですよね。


小アルカナ 剣 5
悪役の登場シーンっぽい
鈴木砂羽&鏡リュウジ_タロット美術館_画像4_7


小アルカナ カップ 8
書き割りのセットのような太陽
鈴木砂羽&鏡リュウジ_タロット美術館_画像4_5


大アルカナ 戦車
動いてなさそうな舞台装置的な戦車
鈴木砂羽&鏡リュウジ_タロット美術館_画像4_6


***ちょっと解説***
「書き割り」とは、主に舞台で背景画として使われる大道具です。
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鏡先生:ほんとだ。たしかに!それは、女優さんじゃないと出てこない発想ですよね。

■ウエイト=スミス版、こぼれ話…

鏡先生:ウエイト=スミス版は、僕がタロットの勉強を始めた頃は、ライダー・タロットと呼ばれていました。これは、当時の出版社の名前なんです。先ほどもお話しした通り、監修者はアーサー・エドワード・ウエイト、画家はパメラ・コールマン・スミスですね。ただ、残念ながら当時は著作権や印税のシステムがなかったから、パメラは、経済的に恵まれないままこの世を去っていったんです。

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