や「自分に起こった出来事に対して流す涙」。一方、男性の流す涙は「自分に対して流す涙」と「相手に感情移入して流す涙」です。
女性が泣く場面を思い出してみましょう。恋人の前で泣く時って、例えばケンカして彼に怒っていたり、ウソをつかれて彼を許せなかったりと、相手に何かを訴えるために泣いていませんか?
もちろん、自分に起こった出来事に対して流す涙でもありますよね。
それに比べて男性が泣く時は、相手に負けたくやしさだったり、己の不甲斐なさだったり。自分のことで涙を流す場合が多いのですが、いずれも他人に訴えるための涙ではありません。
また、スポーツの試合などを見ていて泣く男性がいますが、これは頑張っているアスリートに感情移入したことで思わず涙が流れているのです。
これらのことからわかるように、男性の流す涙のほうが、実はロマンチックな部分が多いのかもしれません。
■ふたりでいる時の男の涙は恋のチャンス
涙は自律神経と大きく関わりがあります。自律神経は、緊張している状態の時には交感神経が優位になっているのですが、涙を流す影響で副交感神経が優位になることがわかっています。
これは、涙を流すと緊張状態からリラックス状態へ変化するということ。