2018年1月12日 17:00
男を見る目がないのなら、自分の目で見てはいけなかった【トイアンナのしくじり恋愛】
こんにちは、トイアンナです。恋愛コラムを書いておきながらなんですが、私には男を見る目がありません。そしてそれに気づくまで5人と付き合っていました。
■初彼からして、何かがおかしかった。気づくべきであった。
初彼を思い起こせばゲームセンター。それまで「不良が多くて怖いから行きたくない」とかたくなにゲーセンを避けてきた私。なお、私が住んでいた田舎において、ゲームセンターは本当に治安が悪かった。
今は漫画でも見られない古き良きカツアゲなんて文化も、まだ残っていたのです。
そこへ突き進んでいく彼。いや、男連れにカツアゲしてくる不良は現実世界で確かにそういませんが、にしても怖い。キョロキョロする私を尻目に、彼はゲームを始めました。10分、20分。寂れた田舎で数少ない娯楽の殿堂、ゲームセンター。そこは混雑し、プレイしない人間に座る場所などございません。足が痛くなってきました。
そして2時間。彼はこちらを見て言いました。
「さあ、帰ろうか」今の私なら10分で「んじゃ、カフェで私は待ってますんで」と去っていくか帰るかするものですが、初めての彼なのでこれが普通だと思ってしまった。気づけば定番のデートコースは彼のゲームを延々立って見続けるモブ客の様相を呈していました。