2019年2月14日 20:00
「私は悪くない~自分ルールが強い女の恋愛事情~」 失敗した過去の恋愛からわかること
家に帰りたくないときに「ドライブに行きたい」と言うと、車を持っていた彼は必ずといっていいほど連れていってくれた。そうこうするうち、エグザイル先輩への恋が、彼への好きへと移っていき、自然と付き合うようになった。
「私たちは常に一緒にいた。一人っ子の私はとても寂しがり屋で、高校に通っているとき以外は常に一緒にいたかった。お互い好きなんだもん。時間があれば相手と一緒にいたいと思うのは自然なことだと思う。」
確かに彼女が言っていることもわかるが、彼女はちょっと度を超えていた。
彼は大学を1年休学して2年留年。4年生という名の6年生だったので、とにかく時間があった。
だから彼女が望むように常に一緒にいることが可能だった。高校へ車で迎えに行き、その後バイトの時間まで一緒に過ごし、バイト終わりには再び一緒に遊びに行って、朝まで一緒に過ごして高校まで送ってもらうのがお決まりとなっていた。
さらに、休みの日にはドライブに行き、温泉旅行にも行った。
彼が友だちと遊ぶというときにもわがままを言って着いて行き、常に一緒にいる。そんな毎日を送っていた。
「好きだもん。お互い学生だし、時間が可能なら一緒にいるよね、もちろん。