離婚を防ぐ! 弁護士が教える"結婚前にしておくべきこと"<借金編>
それぞれの状況にあった手続きをご提案することができます。
債務整理では、弁護士が介入すると個人への取り立ては禁止されますし、家族や交際相手からお金を借りたり保証人になってもらったりしていなければ、気づかれないように手続きを進めることもできます。
また、自己破産の場合、官報に住所・氏名とともに自己破産したことが掲載されますが、一般的に官報を見ている人は少ないので、周囲の人は、手続きを進めていることはなかなかわかりません。
破産というと、ダークなイメージを持たれている方が多いのですが、20万円以上の財産(現金は99万円以下)の処分、職種制限、再度の自己破産の制限、いわゆるブラックリストに載って金融機関から借入ができないなどの影響もありますが、意外とデメリットは少なく、戸籍や住民票に記載されることもありません。
結婚・同居をしていると郵便物からわかってしまったり、家族の家計状況を報告しなければいけなかったりすることもありますので、同居前に手続きを進めるのがベターです。もし、いま自分が借金を抱えているという人は、結婚前に弁護士に相談して解決し、心おきなく新たな人生のスタートを切れるようにしておきましょう」