中林美和も被害に!?「モラハラは関係修復が難しい」と語る弁護士が指南する対処法
■「モラハラ夫婦」の関係修復は可能か?
夫婦の一方のモラハラが他方にとって限界を超えるものであった場合、関係を修復することはかなり難しいものです。
そもそも、モラハラをしている側は、自分がしていることがモラハラだとは気づかない、あるいは気づいていても認めないことが多々ありますので、そのような場合には関係修復は不可能と考えるべきでしょう。
仮に関係修復が可能だとすれば、モラハラをしていた側が心からそれを反省し、謝罪をすることが最低限必要な条件です。しかし、相手が限界を超えてしまっている場合、「謝ってもその場限りで、またすぐに元通りになる」と考え、すっかり信頼を失っていることが多いので、簡単に修復できるわけではありません。
実際、その場では謝っても「元の木阿弥」になる人は非常に多いように思います。
■モラハラされた側の対抗策は「証拠を残す」こと
モラハラをされた側としては、我慢の限界を超えたら離婚を検討することになるでしょう。自分が苦しんできたことについて、慰謝料を請求したいと思うのも当然です。
しかし、そのためには、モラハラ被害の証拠が手元に残っていなければなりません。